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スズキクロスビーとライバル車の比較シリーズ。

 

今回はホンダのヴェゼルとの比較を行ってみます。

 

いつもの通り、クロスビーとヴェゼルをエクステリア、インテリア、動力性能、燃費などの比較を行うとともに、今回は積載量を含めたスペースに注目してみたいと思います。

 

まずは エクステリアの比較から

 

目次

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エクステリア比較

 

クロスビーとヴェゼルの外観(エクステリア)を比較するため比較表を作ってみました。

 

クロスビー ヴェゼル

 

これまでクロスビーと複数の車を比較してきましたが、クロスビーの完全なライバル車とまでは言えないまでも、比較対象となるのではないかと感じました。

 

その理由をサイズとデザインから見ていきたいと思います。

 

(1)サイズ

 

ここでは「クロスビー」と「ヴェゼル」の各種サイズ及び車両重量の比較を行っていきたいと思います。比較表が下記になります。対象はハイブリッド車。

 

クロスビー(A) ヴェゼル(B) B-A
全長 3760mm 4330mm 570mm
全幅 1670mm 1770mm 100mm
全高 1705mm 1605mm -100mm
ホイールベース 2435mm 2610mm 175mm
車両重量 960~1000kg 1270~1310kg 310kg

 

画像で見るとクロスビーとヴェゼルは同じような大きさなのかと思っていたのですが実際には違ったようです。

 

全長ですが、ヴェゼルの方がクロスビーよりも570 mmも 長いのです。570 mm と57cmなので結構な長さの違いがあります。

 

全幅については、これもベゼルの方がクロスビーよりも100 mm 広いことがわかりました。横幅が10cm広いと随分乗った感覚は変わってくると感じることでしょう。

 

全高については、クロスビーの方がヴェゼルよりも10 CM 高いという結果になりました。これはクロスビーがクロスオーバー SUV ということで非舗装路での走行も考慮した結果だとも言えます。

 

全長がクロスビーよりもヴェゼルの方が57cmも長いということでホイールベースもヴェゼルの方が175 mm 長くなっています。ただ、ヴェゼルの全長がクロスビーよりも57cmと内外のに対してホイールベースの長さが17.5cmと抑えられているのは、 画像見る限りでは、クロスビーのホイールベースが長く設計されていると感じました。

 

(2)デザイン

 

デザインに関しては、クロスビーがハスラーのような軽自動車を少し大きくした形なのに対して、ヴェゼルはスポーティなハッチバックという印象を受けるデザインです。

 

クロスビーはそれほど空力特性などを考慮してないようなデザインをしていますが、走りに自信を持つホンダ車であるベゼルは走りも追求していると主張しているようなデザインに感じます。

 

ヴェゼルは見た目からキビキビ走りそうな印象を受けるデザインです。

 

(3)エクステリアのまとめ

 

エクステリアに関しては、クロスビーとヴェゼルでは大きな共通点は感じられませんでした。

 

丸みを帯びた良い意味でずんぐりむっくりしたクロスビーに対して、直線的なスポーティーなエクステリアを持つのがヴェゼルといった印象を受けます。

 

次はインテリアの比較を行ってみます。

 

 

インテリア比較

 

「クロスビー」と「ヴェゼル」の内装画像をまとめたのは下記の表になります。

 

クロスビー ヴェゼル

 

インテリアの中でもインパクトを与える部分である、インパネ、シート、内装素材を対象に見ていきます。

 

(1)インパネ

 

インパネに関してはクロスビー、ヴェゼルの両方ともあまり派手なデザインをしていません。

 

インパネの形状といった意味ではクロスビーの方が特徴をもったデザインと言えるのではないでしょうか。ヴェゼルのデザインはどちらかというと一般的なデザインの部類に入ると思います。

 

クロスビーとヴェゼルのインパネで似ている部分があります。それは、メーターの形状です。メーター部分部分ですが、大きな円形のメーターが中央に配置されている形状はクロスビーもヴェゼルも同じです。

 

(2)シート

 

シートはクロスビーがベースが黒で、ワンポイントとして3つのカラーが用意されているのに対して、ヴェゼルは、黒と黒をベースに一部にダークグレーが施されたシートとなっています。

 

シート形状については両車とも目立ったところはありません。

 

(3)素材

 

素材に関しては下記の表を御覧ください。

 

クロスビー ヴェゼル
素材 ファブリック ファブリック

 

シートや内装素材ですが、クロスビー、ヴェゼルともにファブリックが使用されています。

 

ただ、クロスビーとヴェゼルで違うところがあります。それは、ヴェゼルにはオプションとして本皮シートが用意されているところです。オプションの価格はそれなりになりますが本皮の乗り心地を好む方にとっては選択する余地があるヴェゼルは魅力の一つでしょう。

 

(4)インテリアのまとめ

 

インテリアについてインパネ、シート、素材について比較してきましたが、両車で大きく異なる部分というのは見つかりませんでした。

 

 

動力性能比較

 

ここでは、走りに直結する動力性能について比較してみます。

 

クロスビー ヴェゼル(ハイブリッド)
エンジン(種類) K10C型 水冷4サイクル直列3気筒直噴ターボ LEB 水冷直列4気筒横置
エンジン(排気量) 966cc 1496cc
エンジン(最高出力) 73kW/5500rpm 97kW/6600rpm
エンジン(最大トルク) 150N・m/1700-4000rpm 156N・m/4600rpm
モーター(最高出力) 2.3kW/1000rpm 22kW/1313-2000rpm
モーター(最大トルク) 50N・m/100rpm 160N・m/0-1313rpm

 

動力性能でポイントとなるのがパワーに直結する「排気量」「最高出力」「最大トルク」です。

 

(1)エンジン

 

エンジンはなんと言っても車のパワーの源です。その中でもパワーに大きな影響を与えるのが排気量です。

 

排気量はクロスビーの966ccに対してヴェゼル(ハイブリッド)は1496ccとクロスビーの約1.5倍の排気量です。ということは、最高出力や最大トルクについてもヴェゼルの圧勝でしょうと思っているとどうも違います。

 

最高出力については、クロスビーの73kWに対してヴェゼルは97kWと24kWほどヴェゼルの方がパワーがあるようです。

 

しかし、最大トルクになると、クロスビーの150N/mに対してヴェゼルは156N/mとヴェゼルのトルクはクロスビーと比べて6N/mしか上回っていません。

 

ここまでの情報を見る限りクロスビーがよく頑張っているように感じます。

 

なぜこのような結果になったのか考えると、クロスビーが「ターボ車」ではないかと推測します。だったら、最大出力がもう少し大きくても良いとも考えることが出来ますが、クロスビーのターボは最高出力を高めるためのターボというより最近流行りの低速域でのトルクを高めるためのダウンサイジングターボの意味合いが大きいと推測します。

 

(2)モーター

 

今回のクロスビーとヴェゼルの比較はハイブリッド車を対象にしていますので、動力源はエンジンに加えてモーターがあります。

 

エンジンパワーについては、クロスビーとヴェゼルでは大きな差はありませんでしたが、モーターについてはどうでしょう。

 

クロスビーのモーターの最高出力は2.3kWに対してヴェゼルのモーターの最高出力は22kWです。なんとヴェゼルはクロスビーの約10倍のパワーを持っています。

 

最大トルクについてはクロスビーの50N/mに対してヴェゼルは160N/mとトルクについてもヴェゼルはクロスビーの3倍以上のパワーを持っていることになります。

 

止まっている状態から車を動かすときに威力を発揮するモーターのパワーはヴェゼルの圧勝ち言えそうです。

 

ただ、ヴェゼルの重量はクロスビーよりも約300kg重いことを考えると思ったほどのアドバンテージをヴェゼルが持っているとは言えないかもしれません。

 

(3)動力性能のまとめ

 

クロスビーとヴェゼルを動力性能で比較しました。

動力源であるエンジンとモーターを分けて、それぞれに対して最高出力と最大トルクで比較しました。

 

比較して感じるのはクロスビーの排気量はヴェゼルよりも約500cc小さい割にはエンジンパワーはクロスビーが頑張っていることです。これは、排気量は小さいもののターボによって排気量の小ささを補っているダウンサイジングターボの特性とも感じます。

 

一方で、モーターに関してはヴェゼルのパワーが際立っていることがわかりました。これは重量がクロスビーよりも約300kg重たい車を動かすためだと考えられます。

 

 

室内の広さ比較

 

ここでは室内の広さの比較を行ってみます。

 

クロスビー(A) ヴェゼル(B) B-A
長さ 2175mm 1930mm -245mm
1355mm 1485mm 130mm
高さ 1280mm 1265mm -15mm

 

(1)室内長

 

室内長はヴェゼルの1930mmに対してクロスビーは2175mmと、なんとクロスビーが245mmも長いことがわかりました。この結果はちょっと以外でした。

 

全長が570mm長いヴェゼルよりも室内はクロスビーの方が約30cmも長いというのは本当に以外でした。

 

室内長が30cm長ければ、足元に余裕が生まれます。

 

この結果から、クロスビーは大人4人乗車でも狭くないと言われるのがわかりました。

 

(2)室内幅

 

室内幅は、クロスビーの1355mmに対してヴェゼルは1485mmとヴェゼルの方が130mm広く、全幅が100mm広いヴェゼルは室内は更に広くする工夫が施されているのがわかります。

 

(3)室内高さ

 

室内高さは、クロスビーの1280mmに対してヴェゼルは1465mmとクロスビーの方が15mm高く、室内幅の狭さを補っているのかと感じます。

 

(4)室内の広さ比較のまとめ

 

室内の広さについては、室内幅以外の室内長さと室内高さでクロスビーが上回っていることにびっくりしました。

 

どちらかと言うと、こじんまりした車体のクロスビーですが、大人4人が乗っても窮屈さを感じさせないパッケージングは見事というしかありません。

 

 

ラゲッジスペースの積載量比較

 

「クロスビー」と「ヴェゼル」のラゲッジスペースの積載量を比較してみます。

 

クロスビー ヴェゼル
積載量 203L

520L(後席収納時)

393L
画像

 

(1)クロスビーのラゲッジスペース積載量

 

クロスビーのラゲッジスペースの積載量ですが、後部座席をそのままにした純粋なラゲッジスペースの積載量は205Lですが、後部座席を倒すとラゲッジスペースの積載量は520Lに2倍以上の大きさになります。

 

 

(2)ヴェゼルのラゲッジスペース積載量

 

ヴェゼルのラゲッジスペース積載量は393Lですが、これは後部座席が通常通りの場合です。もし、後部座席を倒せば正確な数値はわかりませんが600Lを超える積載量になるでしょう。

 

 

(3)ラゲッジスペース積載量比較のまとめ

 

ラゲッジスペース積載量の比較ですが、積載量だとヴェゼルの方が大きいことがわかりました。クロスビーも後部座席をたためば500Lを超える容量となりますが、ヴェゼルも後部座席をたためばクロスビーよりも大きなスペースが生まれます。

 

4人乗車で積載物の量が多いようだとヴェゼルの方が使い勝手良いと思いますが、2人乗車であればクロスビーでも十分使い勝手良いと考えます。

 

 

価格比較

 

次は、「クロスビー」と「ヴェゼル(ハイブリッド)」の車両本体価格の比較を行ってみます。

 

クロスビー ヴェゼル
価格 1,765,800~2,189,160円 2,460,000~2,810,000円

 

クロスビーの車両本体価格は最安グレードは約177万円、最高グレードが約220万円なのに対して、ヴェゼル(ハイブリッド)の車両本体価格は最安グレードは約246万円、最高グレードが約281万円となっています。

 

価格だけを見れば、クロスビーの最高グレードの価格はヴェゼルの最安グレードの価格より20万円以上安いことがわかります。

 

 

値引比較

 

最後は値引の比較をしてみたいと思います。

 

クロスビー ヴェゼル
値引 20~24万円 15~18万円

 

値引に関しては、クロスビーよりヴェゼルの方が厳しいですね。

ヴェゼルは車両本体価格が高く、値引は厳しいこともわかりました。

 

 

まとめ

 

クロスビーとヴェゼルを比較してどちらがコスパが良いかを探ったわけですが、結論からいうと、クロスビーの方がコスパは良いと考えます。

 

ここではお伝え出来ませんでしたが、安全装備も両車で大きく違いません。

 

燃費に関してはヴェゼルの方が5km/Lほど良いですが、車両本体価格の差を考え、クロスビーと比較するとコスパの面では劣ると考えます。

 

ただ、車のコンセプトがクロスビーとヴェゼルでは異なりますので、コスパだけで購入する車を判断することはないと思います。

 

 

クロスビー 値引き最大化の秘策

 

クロスビーを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

 

クロスビーも安全装備の充実等により車両本体価格が約200万円と高額になっています。

 

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

 

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

 

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

 

しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きはクロスビーを販売するスズキ社だけでなく各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略です。

 

だからといって、諦める必要はりません。

 

方法はあるのです。

 

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

 

詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。

 

>> 詳細はこちらからご確認頂けます

 

一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!

 

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