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スズキのクロスビーに限らず、クルマにはリコールがつきものです。

 

そして、リコールはクルマの安全に大きくかかわるものもありますから、情報を把握し、できるだけ早く対処してもらいたいですよね。

 

ここではクロスビーのリコール情報をまとめるとともに、具体的な対応方法について説明します。

 

そして、一部で噂されているリコールの「お詫び金」の実態についてチェックしておきます。

 

記事のポイント
  • クロスビーのリコール事案
  • クロスビーのリコールが発生した問題の種類
  • クロスビーのリコール対応の手続き
  • お詫び金に関する方針

 

目次

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クロスビーのリコール情報

 

クロスビーのリコール情報

 

2024年1月27日現在、クロスビーについては6件のリコールが発生しています。

 

走行中のエンストや燃料漏れ、バッテリー上がり、あるいはエアバッグが正常に作動しないおそれがある等のリコールなので、クロスビーユーザーはチェックしておきましょう。

 

なお、対象車両の形式や車台番号は車検証で確認しましょう。

 

  1. 低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切(2023年1月27日)
  2. ルーフアンテナの車両への組付指示が不適切(2022年4月22日)
  3. 低圧燃料ポンプの樹脂製羽根車の成形条件不適切(2021年5月14日)
  4. 樹脂製燃料タンクとブリーザパイプの溶着不良(2021年4月8日)
  5. 車載通信コントローラの制御プログラムの不適切(2019年2月21日 )
  6. 助手席エアバッグの取付作業の不適切(2018年11月13日)

 

 

 

低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切(2023年1月27日)

 

 

不具合の内容

 

成形条件の不適切さにより、低圧燃料ポンプの樹脂製インペラ密度が低く、燃料で膨潤・変形する恐れがあります。これによりインペラがポンプケースに接触し、燃料ポンプの作動不良を引き起こす可能性があり、最悪走行中のエンストのリスクもあります。

 

改善の内容

 

全車両を対象に低圧燃料ポンプを対策品と交換

 

対象車両

 

型式 リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間 リコール対象車の台数
DAA-MN71S MN71S-100140~MN71S-113677
平成29年11月20日~平成30年4月17日
13,467
DAA-MN71S MN71S-130152~MN71S-151706
平成30年10月30日~令和元年8月28日
20,698

引用元:https://www.suzuki.co.jp/recall/car/2022/0421/

 

 

 

ルーフアンテナの車両への組付指示が不適切(2022年4月22日)

 

 

不具合の内容

 

不適切な組付指示により、誤ったルーフアンテナが取り付けられた結果、一部車両の全高が公表値と異なっています。

 

改善の内容

 

全車両を対象に正しいルーフアンテナに交換するそうです。

 

対象車両

 

型式 リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間 リコール対象車の台数
DAA-MN71S MN71S-216098~MN71S-216806
令和4年1月14日~令和4年2月17日
14

引用元:https://www.suzuki.co.jp/recall/car/2022/0421/

 

 

 

低圧燃料ポンプの樹脂製羽根車の成形条件不適切(2021年5月14日)

 

 

不具合の内容

 

低圧燃料ポンプのインペラという樹脂製羽根車の不良です。

 

成形条件が不適切なため、燃料によって変形することがあり、燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがあるそうです。

 

改善の内容

 

低圧燃料ポンプを対策品と交換するそうです。

 

対象車両

 

型式 リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間 リコール対象車の台数
DAA-MN71S MN71S-113528~MN71S-130885
平成30年4月9日~平成30年11月9日
16,934

引用元:https://www.suzuki.co.jp/recall/car/2021/0514b/

 

 

樹脂製燃料タンクとブリーザパイプの溶着不良(2021年4月8日)

 

不具合の内容

 

樹脂製燃料タンクとブリーザパイプという給油時のタンク内の空気抜きとなどをするパーツの溶着が不適切なものがあるそうです。

 

車両の振動等によって溶着部が剥がれ、燃料を満タンに給油すると溶着部から燃料が漏れるおそれがあるそうです。

 

改善の内容

 

燃料タンクを点検して、溶着が不適切な場合は、燃料タンクを良品に交換しするそうです。

対象車両

 

型式 リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間 リコール対象車の台数
DAA-MN71S MN71S-169166~MN71S-171974
令和2年7月3日~令和2年9月15日
987
4AA-MN71S MN71S-200002~MN71S-202787
令和2年9月28日~令和2年11月2日
794

引用元:https://www.suzuki.co.jp/recall/car/2021/0408/

 

 

車載通信コントローラの制御プログラムの不適切(2019年2月21日 )

 

 

不具合の内容

 

車載通信コントローラの制御プログラムが不適切ということです。

 

イグニッションスイッチをオフにしたときに、通信機能が停止することがあり、外部故障診断機使用時に、故障データを読み出せないおそれがあるそうです。

 

特に問題なのは、イグニッションをオフにしても待機電流が流れ続け、数日間使用しない場合、バッテリーが上がり、エンジンが始動できなくなるおそれがるということです。

 

改善の内容

 

制御プログラムを対策プログラムに書き換えるか、車載通信コントローラを対策品に交換するそうです。

 

対象車両

 

型式 リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間 リコール対象車の台数
DAA-MN71S MN71S-100140~MN71S-109309
平成29年11月20日~平成30年3月2日
9,152

引用元:https://www.suzuki.co.jp/recall/car/2019/0221/

 

 

助手席エアバッグの取付作業の不適切(2018年11月13日)

 

 

不具合の内容

 

助手席エアバッグの取付作業が不適切(固定用スクリュが取付けもれ)なため、衝突時にエアバッグが正常に展開せず、乗員保護性能が低下するおそれがあるそうです。

 

改善の内容

 

助手席エアバッグ固定用スクリュの有無を確認し、取付けられていないものは取付けるとのことです。

 

対象車両

 

型式 リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間 リコール対象車の台数
DAA-MN71S MN71S-126235~MN71S-127702
平成30年9月3日~平成30年9月20日
382

引用元:https://www.suzuki.co.jp/recall/car/2018/1113/

 

 

クロスビーのリコールへの対応方法とお詫び金の実態

 

クロスビーのリコールへの対応方法とお詫び金の実態

 

  1. クロスビーのリコールへの対応方法
  2. クロスビーのリコールへのお詫び金の実態

 

 

クロスビーのリコールへの対応方法

 

スズキに限らず、リコールの流れは以下のようなものです。

 

  • メーカーが国土交通省にリコールを届け出る
  • リコールをプレスリリースする
  • ディーラーを通じて対策を講ずる

 

メーカーが国道交通省にリコールを届け出るまでには時間をかけて調査、検討を行いますが、リコールを届け出てからは対策は迅速に行われます。

 

だから、普通はディーラーから通知があって、入庫する時間を決めて、入庫すれば、リコール作業は終了します。

 

ただ、何らかの理由で、ディーラーからの通知が届かなかったり、通知を見落としたおそれがある場合もあります。

 

そんなときは、スズキの「リコール・改善対策・サービスキャンペーン 対象車両検索 【二輪車・四輪車】」というサイトがあります。

 

車検証の「車台番号」を半角英数字で入力し、「検索」ボタンを押せば、対象であるかどうかわかりますから、気になる方は試してみてください。

 

http://www.suzuki-recall.jp/search/search.php

 

クロスビーのリコールへのお詫び金の実態

 

 

リコールで「お詫び金」が出るという噂があります。

 

基本的にリコールは無償で修理・対策は行いますが、「お詫び金」のようなものがは出ることはありません

 

ただ、例外はあります。

 

完成車を検査を無資格の従業員が行っていたいくつかの事例への対応です。

 

日産が完成検査を無資格の従業員が行っていた問題では、2018年10月末までにリコールに対応したら、日産車への買い替え時に8万円を割り引くクーポンを配布しています。

 

7年以内に買い替えるのが条件だそうです。

 

スバルでも同様の問題があったのですが、リコールを車検時や12か月定期点検時に行えば5万円支払うという措置もあったようで、この方が「お詫び金」に近いようですね。

 

ただ、日産や、同じような問題があったスズキでは、車検時にあわせてリコールした場合には整備費は不要だったようなので、これも実質的な「お詫び金」かもしれません。

 

まとめ:クロスビーのリコールとお詫び金の実態!

 

リコールは、対象車にすべて対策が必要なわけではありませんが、それなりに深刻な不具合なので、通知があったら速やかに対応しましょうね。

 

ただ、リコールを届ける前は有償修理だったり、苦情があったら無償対応する不具合もあるようなのです。

 

そう考えると、リコールへの対応も含め、ディーラーの担当者とは日頃から仲良くしておいた方がいいかもしれませんね。

 

この記事でお伝えしたクロスビーのリコールについてを簡単にまとめました。

 

  • クロスビーは4件のリコール発生
  • エンストや燃料漏れなどのリスク
  • 対象車両は車検証で確認
  • リコールは無償で修理・対策
  • 「お詫び金」の支払いはなし

 

クロスビー 値引き最大化の秘策

 

クロスビーを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

 

クロスビーも安全装備の充実等により車両本体価格が約200万円と高額になっています。

 

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

 

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

 

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

 

しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きはクロスビーを販売するスズキ社だけでなく各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略です。

 

だからといって、諦める必要はりません。

 

方法はあるのです。

 

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

 

詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。

 

>> 詳細はこちらからご確認頂けます

 

一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!

 

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