スズキのクロスビー大人気ですね。
この車は、安全装備をはじめ、装備が充実しているのも人気の理由ですが、気になるものに「全方位モニター」があります。
本記事では、全方位モニターの導入に懐疑的な声が存在する理由を探ります。
スズキの全方位モニターの不評の根本原因、設置や操作の複雑さ、そして高額な価格設定など、ユーザーが感じる不便や疑問点を明らかにし、後付けの可能性についても考察します。
全方位モニター導入を検討中の方々にとって、役立つ情報を提供することを目指します。
- スズキの全方位モニター不評の理由が明確
- スズキの全方位モニター設置・操作の難しさ
- 全方位モニターの高価格の実情
- スズキの全方位モニターの後付け可能性の有無
目次
スズキの全方位モニターはいらないって本当に不要?
スズキの車にはクロスビーやソリオ、スペーシア、など全方位モニターが搭載されている車は少なくありません。
ただ、全ての人に好まれているのかというとそうではないようです。
ネット上では「スズキの全方位モニターはいらない」という声が出ているようなのです。
まず、スズキの全方位モニターがどのようなものか確認してみましょう。
スズキ(クロスビー)の全方位モニターの仕組みについて
ここでは、スズキクロスビーを例に全方位モニターの仕組みと、搭載グレード、オプション設定等について説明します。
- クロスビーの全方位モニターの仕組み
- クロスビーの全方位モニターの搭載グレード、オプション設定等
クロスビーの全方位モニターの仕組み
クロスビーの「全方位モニター」はフロント、リヤ、サイド2ヶ所の計4ヶ所に設置したカメラで構成されています。
カメラはフロントグリル内、サイドミラー下、リアハッチのドアノブの下に設置されています。
フロントカメラ | サイドカメラ | バックカメラ |
---|---|---|
この4つのカメラの画像を合成・処理し、あたかも真上から見ているような映像を映し出します。
また、周囲を立体的に確認できる「3Dビュー」表示もできますし、左右から人や物が近づくとお知らせする「左右確認サポート機能」も搭載されています。
クロスビーの全方位モニターの搭載グレード、オプション設定等
クロスビーの全方位モニターには「全方位モニター用カメラパッケージ」と対応ナビが必要です。
全方位モニター用カメラパッケージ装着車
クロスビーの全方位モニターの基本は全方位モニター用カメラです。
これはメーカーオプションの「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」を選択する必要があります。
この「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」なのですが、「HYBRID MZ」と「HYBRID MV」ではオプション設定があります。
しかし、「HYBRID MX」にはオプション設定が無いので注意が必要です。
ちなみに「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」は下記のセットで55,000円です。
【パッケージ内容】
- フロントカメラ、サイドカメラ(左右)、バックカメラ
- ステアリングハンズフリースイッチ
- USBソケット
- GPSアンテナ
- TV用ガラスアンテナ
「全方位モニター」対応ナビゲーション
全方位モニター用カメラパッケージ装着車はカメラだけですから、この「全方位モニター」対応ナビゲーションを装着してはじめて「全方位モニター」が実現します。
これは販売会社装着アクセサリーになっていて、価格はスタンダードの127,105円からハイグレードの246,895円までと、ナビとしては常識的な価格です。
スズキの全方位モニターはいらないって本当?
スズキの全方位モニターが不要と言っている口コミはこんなところです。
ここでもクロスビーを例にとって説明していきます。
- クロスビーはコンパクトな車なのでそんな細かい確認作業はする必要がない。
- 大きい車に乗り慣れているので、クロスビーのような小さい車だと周囲があまり気にならない、全方位モニターを考えるのなら、良く使う駐車場の広さやロケーションなども考慮すべき。
- 全方位モニターは、意外とコーナーは見えにくい、セールスもあまりすすめなかったので、社外のバックカメラで安く済ませた。
- 最初はあると便利だが、慣れてくると必要なくなってくる。
要するに、クロスビーくらいの小さな車なら全方位モニターは無くてもいいという意見みたいですね。
スズキ車についての全方位モニターがいらないという声は次の3つが大きく影響しているようです。
「価格が高額」「使うのが難しい」「故障リスク」の3つです。
全方位モニターがいくら良くても高性能な機器になればなるほど高額になります。
オプションであれば選択の余地がありますが標準だと必要なくても料金を支払うことになります。
また、標準で搭載されているから使おうと思っても操作が難しくて使えないという方も少なくありません。
使わなかったら宝の持ち腐れですからね。
あと、いくら高性能な機器であっても故障するリスクはあります。
故障した時の新たな出費を考えるとはじめからいらないと思うのかもしれません。
しかし、下記のように全方位モニターを支持する声も多いのです
- 100%信用する人はいないと思うけど、確認できて便利なところもあるので、あった方が便利なのは間違いない。
- スイッチを押すだけで、走行中や停止中でも前後はもちろん左右のミラー下見ることができる。
- 最近の車はちょっとした傷でも修理代がけっこうかかるので、絶対に付けておくべき。
- 駐車場の枠内にちゃんと入っているかを一目で確認できるので重宝している。
スズキの全方位モニターはいらないって社外ナビや後付けは可能か?
ここでもクロスビーを例にして、クロスビーの全方位モニターを付けるとして、社外ナビを装着したい場合やオプション設定してなくて、あるいはできなくて後付けしたい場合があると思います。
ここでは、そんな場合、社外ナビや後付けが可能かどうかをチェックしておきます。
- クロスビーの全方位カメラに社外ナビは接続可能か
- クロスビーに全方位モニターの後付けは可能か
クロスビーの全方位カメラに社外ナビは接続可能か
カーナビは社外ナビを使いたいという声はよく耳にします。
だって、自分の好きなナビをお得に購入したいですからね。
ただ、普通に社外ナビにしてしまうと全方位モニターは使用することができません。
でも、社外ナビに装着する接続アダプターというものがあるのですよ。
税、送料込み価格6,236円です。
これを付ければちゃんと全方位モニターとして機能するみたいです。
価格も思いのほか安いのもうれしいですね。
クロスビーに全方位モニターの後付けは可能か
クロスビーが「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」でないということは、オプション設定しなかった場合がほとんどでしょう。
「HYBRID MX」も以前はオプション可能でした。
しかし、2020年10月の一部仕様変更でメーカーオプション設定されていた全てのパッケージが廃止になって、受注生産となったのです。
クロスビーに全方位モニターの後付けは可能かということなら、「できなくはない」とお答えすることになります。
ただ、1カメラで十分な映像が出なかったり、価格が高かったりしますので、純正オプションでの「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」の選択をお勧めします。
価格の55,000円は4つのカメラだけでもとが取れてしまいます。
あとの有用なオプション(ステアリングハンズフリースイッチ、USBソケット、GPSアンテナ、TV用ガラスアンテナ)がおまけならバーゲンプライスです。
参考までに後付けのシステムを紹介しておきます。
- データシステム スカイビュー対応「SKY812」
1カメラ映像を合成して俯瞰映像に変換するカメラキットです。
全方位モニターと違って前方や横方向のリアルタイムの障害物が映りません。
周囲の安全確認はバックカメラと目視で行って、俯瞰映像で車の向きを調整するという使い方をするのですが、2万円台の低価格が魅力です。
リアカメラアに写る周囲の風景を記憶合成するとのことなので、リアルタイムではないのです。
- 360°オムニビューモニター
- ImageNextが開発した全方位モニターで、全方位モニター同様4つのカメラで撮影した映像を合成して出力するシステムです。
- 問題は価格で、部品代、取付工賃代が国産車(普通車) で220,000円からとなっているのです。
出典:https://earthshop.info/hpgen/360view/index.html
当然社外ナビが別途必要になってきます。
システムとしては決して高くはないのですが、純正と比べると割高感は否めません。
まとめ:クロスビーに全方位モニターはいらない
クロスビーの全方位モニター、不要という話もありますが、私は最低限「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」のオプションはつけることをお勧めします。
「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」のオプションはステアリングハンズフリースイッチ、USBソケット、GPSアンテナ、TV用ガラスアンテナ込みで55,000円です。
GPSアンテナ、TV用ガラスアンテナだけでも14,080円です。
ステアリングハンズフリースイッチ、USBソケットを加えると、これだけで元が取れます。
4つのカメラだは1つ1万円はしますがおまけのようなものなのです。
これさえつけておけば、いつでも「全方位モニター」が実現できるからです。
でも、最初から付けたほうがいいと思いますよ。
あったら、やはり便利な機能ですから。
この記事を箇条書きでまとめてみました。
- スズキの全方位モニターは不評の声も
- 全方位モニターの設置カメラは4箇所
- 全方位モニターの画像は合成・処理される
- 全方位モニターの価格が高額との声
- 全方位モニターの操作が難しいとの意見
- 全方位モニターに社外ナビ接続は可能
- 全方位モニターの後付けも不可能ではない
クロスビー 値引き最大化の秘策
クロスビーを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
クロスビーも安全装備の充実等により車両本体価格が約200万円と高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きはクロスビーを販売するスズキ社だけでなく各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略です。
だからといって、諦める必要はりません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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