shitadori

特集-最安購入方法 特集-ライバル比較
特集-後悔しない色選び 特集-走行性能
特集-乗り心地 特集-内装

スズキから発売されているクロスビーは、同じくスズキから発売されているハスラーのワイド版を求める声に応える形で誕生しました。

 

ただ、ハスラーが排気量660ccの軽自動車であるのに対し、クロスビーは排気量が1000ccの普通自動車になります。

 

クロスビーはハスラーと比べて排気量が大きいだけでなく、車体サイズも大きくなり、燃費も悪くなります。

 

そこで、気になるのが普通自動車のクロスビーを購入する場合と軽自動車のハスラーを購入する場合でどれ程維持費に差が出るのかです。

 

維持費の中でも大きな割合を占める項目に税金やガソリン代があります。

 

この記事では、これらに影響を与える排気量、サイズ、燃費などの影響についてご紹介するとともに、クロスビーが軽自動車と比べて魅力的な部分についてご紹介します。

 

 

 

目次

開く

クロスビーと軽自動車を比較:維持費に影響を与える費用

 

 

クロスビーだけでなく車を購入する場合、新車であっても、中古車であっても購入時に発生する費用で一番大きな費用項目は購入費用です。

 

購入費用は数十万円から数百万円と高額ですが、購入費用は車の購入時だけに発生する一時費用です。

 

一方で、購入した車を維持するためには様々な費用が発生しますが、車の購入時にも、購入した後にも発生する大きな費用は税金です。

 

具体的には税金と保険です。

 

 

【車購入時に発生する税金と保険料】

 

  • 自動車取得税(購入時)
  • 自動車重量税(購入時と車検時)
  • 自動車税(毎年)
  • 印紙税(購入時)
  • 自賠責保険(購入時と車検時)
  • 自動車任意保険(毎年)

 

上記の税金と保険の中で自動車取得税と印紙税については購入時のみに発生しますので2年目以降は発生しません。

 

しかし、自動車重量税と自賠責保険に関しては車検時に次回車検までの税金と保険料を支払う前払いの形になります。

 

次は、車購入後(2年目以降)に支払う必要のある税金と保険料をみてみましょう。

 

【購入後に継続して発生する税金】

 

  • 自動車重量税(車検時)
  • 自動車税(毎年)
  • 自賠責保険(車検時)
  • 自動車任意保険(毎年)

 

今回のテーマである維持費の対象となる税金が上記の4つだということです。

 

そして、維持費には税金以外にも次のような項目があります。

 

 

【税金・保険以外の維持費費用項目】

 

  • 車検費用(車検時)
  • 駐車場代(毎月)
  • 燃料代(毎月)

 

 

次は、クロスビーと軽自動車でるハスラーの維持費をみてみましょう。

 

クロスビーの維持費

 

 

先程お伝えした維持費の各費用項目について、クロスビーだとどうなるのかを確認してみましょう。

 

 

費用項目 金額(円) 備考
自動車重量税(車検時) 16,400 2年毎の費用
自動車税(毎年) 29,500
自賠責保険(車検時) 28,780 25ヶ月で試算
自動車任意保険(毎年) 120,000 加入するコース、事故歴で変わってくるため月1万円として試算
車検費用(車検時) 50,000 車検業者により異なるため目安となる基本料のみを記載
駐車場代(年) 120,000 乗用車、軽自動車で費用は変わらないため1万円とする
燃料代(年) 76,704 年1万km走行し、クロスビー(2WD)のカタログ燃費(22.0km/L)の80%、レギュラーガソリン135円で試算
合計 441,384

 

 

次は、クロスビーと比較するハスラーの維持費を見ていきます。

 

ハスラーの維持費

 

 

ハスラーは軽自動車ですので、クロスビーの1000ccに対して660ccとなります。

 

排気量が税金に影響することは間違いないので、どれ程影響を与えているのか、また燃費への影響についても見ていきましょう。

 

費用項目 金額(円) 備考
自動車重量税(車検時) 16,400 2年毎の費用
自動車税(毎年) 10,800
自賠責保険(車検時) 27,240 25ヶ月で試算
自動車任意保険(毎年) 120,000 加入するコース、事故歴で変わってくるため月1万円として試算
車検費用(車検時) 30,000 車検業者により異なるため目安となる基本料のみを記載
駐車場代(年) 120,000 乗用車、軽自動車で費用は変わらないため1万円とする
燃料代(年) 52,734 年1万km走行し、ハスラー(2WD)のカタログ燃費(32.0km/L)の80%、レギュラーガソリン135円で試算
合計 377,174

 

 

次は、今試算したクロスビーの維持費と軽自動車ハスラーの維持費を比較してみます。

 

クロスビーとハスラーの維持費比較

 

 

先程試算したクロスビーとハスラーの維持費を年あたりに直し比較した表が下記となります。

 

費用項目(年換算) クロスビー(円) ハスラー(円) 差額
自動車重量税 8,200 8,200 0
自動車税 29,500 10,800 18,700
自賠責保険 14,390 13,620 770
自動車任意保険 120,000 120,000 0
車検費用 25,000 15,000 10,000
駐車場代 120,000 120,000 0
燃料代 76,704 52,734 23,970
合計 393,794 340,354 53,440

 

おおよその金額となりますが、年間維持費の差額は約5.3万円となります。

 

この年間維持費差額に大きく影響を与えている要因として排気量、サイズ、燃費を上げましたが一番影響を与えているのはどれなのかをみてみます。

 

 

クロスビーとハスラーの年間維持費に影響を与える要素

 

【排気量による維持費への影響】

 

排気量による維持費への影響はあります

 

年間維持費の中で、差額が生まれている金額の中で排気量が関係しているのは「自動車税」と「自賠責保険」で、金額は約1.9万円となります。

 

ただ、自賠責保険に関しては、厳密に排気量によって差額が生まれているのかというと違い、普通乗用車と軽自動車で税金の金額が異なります。

 

【車体サイズによる維持費への影響】

 

車体サイズによる維持費への影響はありません

 

車のサイズについてですが、昔は、排気量は2000ccでも車幅が5ナンバーの範囲を超えると3ナンバーとなり税金に影響を与えました。

 

しかし、現在は車両重量によって税金が決まりますのでサイズよる影響はありません。

 

【燃費による維持費への影響】

 

燃費による維持費への影響はあります

 

燃費は燃料ガ代に直接繋がりますので影響はあります。

 

クロスビーとハスラーの燃費による維持費への影響は年間で約2.4万円となります。

 

 

クロスビーとハスラーの維持費に影響を与える金額は「税金」と「燃料代」です。

 

税金の中でも自動車税が一番差額が大きく、その金額を決定しているのは排気量です。

 

よって、クロスビーとハスラーの維持費の差に大きく影響を与えている要素は「排気量」と「燃費と言えます。

 

 

 

クロスビーと軽自動車であるハスラーでは年間維持費はクロスビーのほうが年間で約5.3万円ほど高いという試算になりました。

 

 

しかし、クロスビーにはこの差額を埋めるほどの魅力があります。

 

 

次は、クロスビーを軽自動車に比べて魅力的な部分をお伝えします。

 

 

クロスビーは軽自動車と比較してどこが魅力的?

 

スズキクロスビーは、軽自動車であるハスラーがベースにあるとは思われますが、れっきとした普通車です。

 

とはいえ排気量は1リッター弱、軽自動車と比べて魅力はあるのでしょうか。

 

ここでは、そんなクロスビーは軽自動車と比較してどこが魅力的かをチェックしておきましょう。

 

 

クロスビーの造形(エクステリア)

 

 

軽自動車と普通車の大きな違いはサイズの制約です。

 

軽自動車のサイズの上限は全長3400mm、全幅1,480mm、全高2,000mmと決まっていますから、すべての軽自動車は、全高はともかく、全長、全幅は最大限の大きさにしています(5mmほど余裕を持っていますが)。

 

この厳しいサイズ規制の中で最大限の室内空間を実現するため、エクステリアの造形の自由度は著しく低いのが実情です。

 

クロスビーの場合は、普通車ということで比較的緩やかな小型車のサイズ規制の中で造形が出来ます。

 

よって、軽自動車ではまずありえないグラマラスな、そしてちょっと遊び心のある造形が可能になり、これがクロスビーの大きな魅力になっているのは疑いようがありません。

 

 

 

クロスビーの室内空間の広さ

 

スズキ クロスビーは、軽自動車の厳しいサイズ規制を受けません。

 

だから、小型車の規制(全長4,700mm、全幅1,700mm、全高2,000mm)を大幅に下回るサイズ(3,760×1,670×1,705mm)の中でも、軽自動車ではとても実現できないほどの室内空間を実現しています。

 

 

 

後部座席に3人乗車してもゆったりできるほど(もともと軽自動車の後部座席には2人しか乗れませんが)です。

 

スズキ クロスビーの動力性能

 

軽自動車は660ccという排気量の規制を受けます。

 

もちろんターボチャージャーを装着すればかなりのパワーが出せるのですが、日本では自主規制の壁があって、64ps(47kW)を超える最高出力は出せません。

 

スズキの軽自動車のターボの場合、最大トルクは9.7kgm(95Nm)なので、1リッターエンジン並みのパワーは出せますから、車体が軽ければ、そこそこ軽快に走れますが、クロスビーにはかないません。

 

というのもクロスビーはスポーティーなターボエンジンを搭載しています。

 

だから、排気量1リッターのエンジンとはいえ、99PS(73kW/rpm)の最高出力と15.3kgm(150Nm)の最大トルクを発生しますから、1トン弱の車重を考えると、軽自動車のターボとは比較できない動力性能を発揮するのです。

 

 

まとめ

 

クロスビーと軽自動車のハスラーの維持費の比較を行い、維持費に大きな影響を与える要素は「排気量」と「燃費」であり、サイズに関しては現在影響はないとお伝えしました。

 

そして、年間維持費はクロスビーは軽自動車は年間で約5万円ほど高くなりますが、この差額を上回る魅力を「造形」「室内空間」「動力性能」に分けてお伝えしました。

 

 

PS:

 

クロスビーには同じスズキの軽自動車であるハスラーしかライバルがいないこともあり値引きは厳しい状況が続いています。

 

しかし、そんなクロスビーでも値引きに頼らずに限界値引きから更に安く購入する方法があります。

 

興味がありましたら↓↓にも目を通して見て下さい。

 

クロスビー 値引き最大化の秘策

 

クロスビーを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

 

クロスビーも安全装備の充実等により車両本体価格が約200万円と高額になっています。

 

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

 

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

 

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

 

しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きはクロスビーを販売するスズキ社だけでなく各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略です。

 

だからといって、諦める必要はりません。

 

方法はあるのです。

 

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

 

詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。

 

>> 詳細はこちらからご確認頂けます

 

一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!

 

>>  目次ページに戻る