クロスビーにシートカバーを装着することで得られるメリットは多いですが、購入を検討する際は取り付け易さにも意識を向けて頂きたいと思います。
なぜなら、シートカバーの中には取り付けに力を要し、取り付け時間が数時間必要というものもあるからです。
見た目だけで選んでしまうと、いざ取り付けという段階で大変な思いをすることにもつながります。
この記事では、まずクロスビー純正シートカバーをご紹介したあとに市販品との違い、おすすめのシートカバーをお伝えし、最後にシートつながりでクロスビーのシートアレンジについてご紹介します。
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目次
クロスビー 純正シートカバー
クロスビー純正シートカバーとして用意されているのは次の2種類です。
- 本革調シートカバー
- ファブリック調シートカバー
それぞれについて見ていきます。
1.本革調シートカバー
革調シートカバーは”調”がついていることもわかる通り、本革ではありません。
本革に見えますが、素材はPVC(ポリ塩化ビニル)です。
本革調シートカバーの特徴
本革調シートカバーは本革が使われていないものの、見た目は本当に本革に見え、カラーに関しても選べるという特徴があります。本革シートだと黒が多く、その次に白という感じですね。
また、本革だと飲食物をこぼした際の汚れが気になったり、メンテナンスが大変ですが、本革調シートカバーであれば、素材がPVCがですし撥水加工されている商品が多いので小さい子供さんがいるお家でも安心して装着出来ます。
価格は少々高額ですが、見た目の良さと、メンテナンス不要なところも革調シートカバーが人気である要因でしょう。
本革調シートカバーですが、クロスビーにも純正アクセサリーとして販売されています。
ただ、購入するときは「タイプ1」から「タイプ3」まで3種類あるのでご注意ください。
クロスビーのグレードによって取り付けることができるタイプが異なります。
- 「HYBRID MX」の場合は「タイプ1」又は「タイプ2」
- 「HYBRID MZ」の場合は「タイプ3」
各タイプの違いについては次のようになっています。
【タイプ1】
- フロントシートSRSサイドバック無
- パーソナルテーブル無車用
【タイプ2】
- フロントシートSRSサイドバック付
- パーソナルテーブル無車用
ただし、スズキセーフティサポートパッケージ装着車が対象となります。
【タイプ3】
- フロントシートSRSサイドバック付
- パーソナルテーブル無車用
価格については、いずれのタイプも本体のみで「54,000円」、取付費込で「61,020円」となります。もしご自身で取り付けを行う場合は、楽天市場で購入すれば「50,220円(税込み)」で購入できます。
取り付け難度については「やや難しい」レベルですので、「自分では難しいかも」と感じる場合はスズキ販売店で購入する方が良いかもしれませんね。
2.ファブリック調シートカバー
ファブリック調シートカバーですが、見た目はシート素材であるファブリックに見えるタイプのシートカバーになります。
ファブリック調シートカバーの特徴
ファブリック調シートカバーですので、見た目は本革調シートカバーほど高級感は感じられません。
素材もファブリックではなく「ポリエステル」で撥水加工が施されています。
クロスビーのシートも素材はファブリックですので、違和感なく装着出来るのも特徴の一つですね。
このシートカバーもタイプが2つ用意されておりグレードによって取り付けできるタイプが下記の通り違います。
- 「HYBRID MX」の場合は「タイプ1」
- 「HYBRID MZ」の場合は「タイプ2」
各タイプの違いについては次のようになっています。
【タイプ1】
- フロントシートSRSサイドエアバッグ無車用
【タイプ2】
- フロントシートSRSサイドエアバッグ付車用
タイプ2は、スズキセーフティサポートパッケージ装着車が対象となります。
価格については、本体のみで「32,400円」、取付費込で「35,910円」となります。
このシートカバーもご自身で装着する場合は楽天市場で「30,132円(税込み)」
ここまで、クロスビー純正シートカバーをご紹介しました。
スズキからはどのようなシートカバーがアクセサリーとして用意されているのかがおわかり頂けたと思います。
次は、クロスビー用市販品シートカバーをご紹介する前に、シートカバーの選び方について見てみましょう。
シートカバーの選び方
シートカバーの選び方ですが、まずはシートカバーの種類を確認して見ましょう。
シートカバーの種類
一口にシートカバーと言っても、素材やデザインによって見栄えは大きく変わりますし、価格も変わってきます。
シートカバーには大きく分けて次の2つに分けられます。
- 専用シートカバー
- 汎用シートカバー
専用シートカバーと汎用シートカバーの違いを確認してみましょう。
1.専用シートカバー
専用シートカバーは文字通り、クロスビー専用など車種専用に作られたシートカバーのことを意味します。
クロスビーのシートサイズ、形状にぴったりに装着できるようになっています。
クロスビー純正シートカバーとしてご紹介した2つのシートカバーはクロスビー専用シートカバーでシートにピッタリ装着出来るようになっています。
その分、価格は割高な傾向があり、取り付けるのに数時間必要なほど難易度が高いことが多いです。
取り付けに時間かかるということは、たびたび交換するのは面倒だとも言えます。
2.汎用シートカバー
汎用シートカバーは文字通り、特定の車種に依存しない割とゆったりとしたシートカバーであったり、シートの上部だけ被せるようなタイプがあります。
シートに被せるタイプなので、特定の車種に依存しない汎用シートカバーなので価格も割安で取り付けも楽にできるという特徴があります。
しかし、その反面、割とだぼっとした形の装着感になりますので見栄えはあまり良くないでしょう。
ただ、子供さんが小さくてよく飲み物をこぼす、もしくは食べ物をこぼすことで汚れが気になるというのであれば、シートカバーの交換がしやすい汎用シートカバーを選択するのも良いでしょう。
既にお伝えしたクロスビー専用シートカバーについては素材がPVCとポリエステル(撥水加工)なので、今お伝えした心配は不要なのかもしれませんね。
次は、市販されている本革調シートカバーをいくつかご紹介した後、代表的メーカーである「クラッツィオ」と「ベレッツァ」のシートカバーをご紹介します。
クロスビー 市販シートカバー
まずは、本革調以外のシートカバーを確認した後に本革調シートカバーを確認したいと思います。
本革調以外のシートカバー
最近のシートカバーで一番多く販売されているのは本革調シートカバーです。
しかし、取り付け難度は高く、価格も高いため予算的に諦めている方も多いことでしょう。
実は、本革調以外のシートカバーも多くないものの販売されていますので、いくつかご紹介したいと思います。
キルティング調シートカバー
このシートカバーは本革調シートカバーでお馴染みのクラッツィオ製のシートカバーで、キルティングデザインです。
カラーは次の5色が用意されています。
- ブラック✕レッドストレッチ
- ブラック✕ホワイトストレッチ
- ホワイト✕レッドストレッチ
- ブラック✕ブルーストレッチ
- ブラウン✕アイボリーストレッチ
素材は「Bio PVC」となっており、抗菌防臭加工が施されています。
価格は、楽天市場で税込み、送料抜きで「17,980円」となっています。
おしゃれシートカバー
このシートカバーはおしゃれでかわいいシートカバーで売っているシートカバーです。
国内生産されており、汚れ防止、匂い防止、キルト加工が施されています。
画像のシートカバーはチョコドットですが、全部で6色用意されています。
- ネイビードット
- キャラメルドット
- レッドチェック
- チョコドット
- ピンクドット
- ベージュチェック
価格ですが、楽天市場で税込み、送料別で「15,999円」で販売されています。
本革調シートカバー
市販品の本革調(レザー)シートカバーといえば「クラッツィオ(CLAZZIO)」や「ベレッツァ(Bellezza)」、「Auto wear」などがあります。
ここでは、「クラッツィオ(CLAZZIO)」の本革調シートカバーをシリーズ別ご紹介します。
クラッツィオ(CLAZZIO)シートカバー
ライン
上記画像はクロスビーではありませんが、クロスビー専用も用意されています。
このラインシリーズの記事は「Bio PVC」が採用されており装着性とメンテンナンス性に優れています。シートカバーのセンター部分が縦ラインのステッチが採用されており、クッションには高反発スポンジが採用されたことで長時間ドライブにも疲れにくい構造となっています。
センターレザー
クラッツィオ(CLAZZIO)のセンターレザーシートは本革調(レザー調)シートカバーですが、シートカバーの背もたれ部分と座面のセンター部分に本革が使われています。
本革の質感を感じることと通気性や快適性、更にホールド性を実現させたシートカバーなのが特徴です。
ツィール
ツィールシリーズもセンターレザーシリーズと同様にシートカバーの背もたれ部分と座面のセンター部分に本革が使われています。
クラッツィオのシートカバーは本革調シートカバーであるため、取り付け難度は作業自体は説明書に沿って作業すれば取り付けられますが、シートとぴったり装着することになるので、少しでもずれると取り付けできません。
難易度は「中」程度と言えそうです。
おすすめシートカバー
おすすめのシートカバーですが、クロスビーの内装は黒をベースに白がインパネ、ドアポケットに使われています。
また、シートにもアクセントとしてイエロー、オレンジ、アイボリーが使われていますので、シートカバーも黒、白、シートのアクセントのカラーに合ったシートカバーが似合うと思います。
そう考えると、この記事でご紹介したクラッツィオの本革調シートカバーだと、いろいろなタイプの本革調シートカバーが用意されていますのでおすすめです。
まとめ
スズキクロスビーのシートはシンプルです。
しかし、シートカバーひとつでぐっと高級感が増してきます。
ただ、シートカバーの装着は、特にクラッツィオなどシートにピッタリタイプの本革調シートカバーの場合はフィッティングがいいだけあって骨が折れます。
気候のいい時期に、しっかり時間をかけるつもりでチャレンジしてみてもいいかもしれません。
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