スズキのクロスビーは良いクルマですが、買うとなると綿密な検討が必要です。
値引き交渉のためにもライバル車の設定が必要ですし、有効です。
ここでは、クロスビーの比較車(ライバル車)を設定するとしたらその条件は何かを考えていきたいと思います。大きさやタイプ、燃費などもライバル車の条件になると思います。
そのあたりは順次チェックして効果的な比較車(ライバル車)を設定していきましょう。
クロスビーにライバル車を設定する効果
まずライバル車を設定する効果です。
- 適切な車選びができる
- 値引き交渉に有利
ライバル車がある方が適切な車選びができる
誰でも、余程の思い入れがなければ車を買うとき、深く考えずに「クロスビーっていいな」から入ることが多いのではないでしょうか。
でもでも、実際に車を購入するとなると、投資金額も馬鹿にならないこともあり、いろいろと検討すると思います。
その際、クロスビーと同じタイプの車と比べて性能的にどうなのか、コストパフォーマンスはどうなのかを徹底的に検討すべきなのです。
そのためも、自分がクロスビーをどういう観点で選ぼうとしているかを踏まえてライバル車を設定して、様々な観点から比較することが有効なのです。
ライバル車がある方が値引き交渉に有利
クロスビーをいざ購入するとなると、少しでも安く買いたいと思うはずです。
その際には値引き交渉は欠かせませんが、ライバル車と競合させるのが最も有効な戦術とされています。
ただ、向こうもプロですから、例えば「クロスビーだけじゃなくてカムリでも話をしてるんだよ」と言っても相手にされません。
どういう観点で考えるかはあなた次第ですが、ライバルと言えるような車をライバル車に設定しなければ、この作戦は成り立たないのです。
ライバル車設定の条件と具体的なライバル車!大きさや燃費も重要?
では、ライバル車設定の条件と具体的なライバル車をピックアップしていきましょう。
主に、大きさや燃費面での分類となります。
- 小型クロスオーバーSUV
- 1.5リッタークラスの個性的な車
- ダウンサイジングターボ車
- 小型でトールボディの車
- ハイブリッドではないけど燃費のいい車
小型クロスオーバーSUV
クロスビーの分類は「小型クロスオーバーSUV」ですから、正統的なライバル車設定の視点です。
「クロスオーバーSUV」の人気は衰えていませんから、各社にライバルは見つかります。
【小型クロスオーバーSUVライバル車候補】
- ライズ(トヨタ)
- ヤリスクロス(トヨタ)
- C-HR(トヨタ)
- ヴェゼル(ホンダ)
- キックス(日産)
- CX-3(マツダ)
- イグニス(スズキ)
- ロッキー(ダイハツ)
候補はこんなところですが、少し大きいスバルのXVや軽自動車ではスズキのハスラー、三菱のeKクロス、ダイハツのタフトなんかも視野に入るかもしれません。
ライズはダイハツのロッキーのOEM車なので基本的に同じクルマです。
クロスビーとライズの比較を下記の記事にまとめていますので参考にしてください。
>> クロスビーとライズを4WDで比較!室内大きさや維持費に差はある?
1.5リッタークラスの個性的な車
クロスビーは「小型クロスオーバーSUV」だから人気とは限りません。
あの個性的なルックスが好まれているという面もあるのです。
最近は個性的な車も増えてきましたから、そのあたりからライバルをピックアップしてみましょう。
【1.5リッタークラスの個性的ライバル車候補】
- ロードスター(マツダ)
- S660(ホンダ)
- コペン(ダイハツ)
- iMiEV(三菱)
- ミニ(BMW)
- トゥインゴ(ルノー)
- カングー(ルノー)
- 500(フィアット)
- パンダ(フィアット)
もちろん「クロスオーバーSUV」は個性的ですからこのカテゴリーに入りますが、それは除外してピックアップしてみました。
カブリオレと外車ばかりになってしまいましたね。
ダウンサイジングターボ車
クロスビーは1Lエンジンですが、ターボチャージャーで加給しています。
だから、最高出力99ps/5500rpm、最大トルク15.3kgm/1700~4000rpmと1.5リッタークラスの動力性能を持っています。
これもクロスビーの個性の一つですから、同クラスのダウンサイジングターボ車からライバル車を選んでみましょう。
【ダウンサイジングターボ車のライバル車候補】
- ルーミー(トヨタ)
- C-HR(トヨタ)
- カローラファミリー(トヨタ)
- スイフト(スズキ)
- ジャスティ(スバル)
- ヴェゼル(ホンダ)
小型でトールボディの車
クロスビーは小型でトールボディのフォルムをしていることで実用性も人気です。
この観点なら、必ずしもSUVでなくてもいいはずです。
最近、このコンセプトの車も増えてきましたから、その中からライバル車を選んでみましょう。
【小型でトールボディのライバル車候補】
- ルーミー(トヨタ)
- シエンタ(トヨタ)
- スペイド(トヨタ)
- モビリオ(ホンダ)
- フリード(ホンダ)
- ソリオ(スズキ)
- デリカD:2(三菱)
クロスビーなど「クロスオーバーSUV」はトールボディのことが多いのですが、ここでは純粋な「トールワゴン」からピックアップしてみました。
軽自動車はピックアップしていません。
というのも軽自動車の「トールワゴン」はとても多いですからね。
ハイブリッドではないけど燃費のいい車
クロスビーはハイブリッドではありません。
しかし、マイルドハイブリッドと称して、減速エネルギーをアイドリングストップの再始動や停止状態からの加速のアシストに使って高燃費を実現しています。
JC08モードでFFが22.0キロ、4WDが20.6キロ、WLTCモードでFFが18.2キロ、4WDが17.0キロですから立派な燃費と言えるでしょう。
ただ、トヨタのヤリスはアイドリングストップ無しで高燃費をたたき出していますし、スペイド、ホンダのフィットなど同クラスの車も燃費では上回っています。
となると、同クラスのたいていの車がライバルになるので、この視点でのライバル車の設定は残念ながら難しいということになります。
まとめ
クロスビーという車、「小型クロスオーバーSUV」「個性的」「トールボディ」など、どの視点でみてもライバル車が多いようです。
いずれも人気車のキーワードですから、当然と言えば当然です。
あとは、自分がどの観点でクロスビーを買いたいと思うかです。
それさえはっきりすれば、おのずとあなたにとっての「クロスビーのライバル車」は決まってくると思います。
クロスビー 値引き最大化の秘策
クロスビーを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
クロスビーも安全装備の充実等により車両本体価格が約200万円と高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きはクロスビーを販売するスズキ社だけでなく各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略です。
だからといって、諦める必要はりません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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