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本記事では、人気のコンパクトSUVであるスズキクロスビーとトヨタライズの4WDモデルを比較検討します。

 

特にクロスビーとライズの4WDについて比較します。

 

具体的には、室内空間、荷室の広さ、維持費、そして燃費性能という重要なポイントを中心に、両モデルの特徴を明確に打ち出し、車選びに役立つ情報をお伝えします。

 

 

記事のポイント
  • クロスビーとライズの室内空間の比較
  • クロスビーとライズの荷室サイズの違い
  • クロスビーとライズの維持費の比較
  • 両車の燃費性能の差異

 

 

目次

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クロスビー(4WD)Vsライズ(4WD):室内の広さの違い

 

室内の広さの違い

 

クロスビーとライズの4WD、室内の広さの違いはほとんどありませんが、荷室についてはライズが圧倒的に広いようです。

 

  1. 室内空間の広さの違い
  2. 荷室の広さの違い

 

室内空間の広さの違い

 

《クロスビーとライズの室内長×室内幅×室内高(単位:mm)》

項目 クロスビー ライズ
室内長×室内幅×室内高 2175×1355×1280 1955×1420×1250

 

クロスビー 

 

室内空間の広さについては、クロスビー、ライズとも2WDと4WDで違いはありません。

 

クロスビーの方がかなり余裕がありますね。

 

全長×全幅×全高は、クロスビーが「3760×1670×1705mm」、ライズが「3995×1695×1620mm」ですから、クロスビーの方がうまく空間を取っています

 

荷室の広さの違い

 

クロスビー 

ライズ 

 

 

荷室の広さはライズが圧倒します

 

荷室容量は、後席使用、ラゲッジボード装着時でライズが369Lとスズキの上級車種エスクードすら凌駕しますが、クロスビーは明示されていません。

 

しかしライズの荷室長が755mmに対し、クロスビーは525mmですから、クロスビーの錦はかなり小さいことは推測できます。

 

クロスビーの場合はで、限られたスペースを座席用に使ったことが災いしているようです。

 

2WDと4WDの差は床下収納に現れていて、クロスビーの場合もライズの場合も4WDはFFに比べて40L以上少なくるそうです。

 

 

クロスビー(4WD)Vsライズ(4WD):維持費の違い

 

維持費の違い

 

クロスビーとライズの4WDの維持費の違いを燃費以外と燃費に分けて整理しておきます。

 

結論からいうと、燃費以外、燃費代ともクロスビーの方が安いのですが、極端な差にはなりませんでした。

 

具体的に説明していきます。

 

  1. 燃費以外の維持費の違い
  2. 燃費の違い

 

ガソリン代以外の維持費の違い

 

《クロスビーとライズの4WDのガソリン代以外の維持費》

項目 クロスビー ライズ
自動車税 25,000円 25,000円
重量税 8,200円 8,200円

または12,300円

任意保険 56,660円 64,290円
バッテリー 2,581円 1,997円

 

燃費以外の維持費はクロスビーが少しだけ安く、違いは年間7千円から1万1千円といったところのようです。

 

ガソリン代以外の維持費の違いは、ここでは差が出る項目だけを1年分で抽出しました。

 

これ以外に自賠責保険料や車検費用、整備点検料などもかかりますが、そのあたりには差がありません。

 

重量税の違いは、ライズの一部グレードが1,000キロを超えるためです。

 

重量税は500キロ単位で課税されるのです。

 

任意保険料の差は対物、車両保険の料率でライズがやや高いせいです。

 

ちなみに、20等級、35歳以上担保、ゴールド免許の安くなる条件で計算していますので、車両保険付きならこのあたりが下限になります。

 

バッテリーはライズの方が多少安いのですが、同じアイドリングストップ用なので大差はありません。

 

差が出るのは任意保険代ですね。

 

燃費の違い

 

燃費の違いですが、カタログ燃費はライズがいいものの、実燃費はクロスビーがいいという結果になりました。

 

ただ、年間1万キロ走ってもその差は4千円程度と、気にするほどの数字ではありません

 

カタログ燃費(クロスビーとライズの4WD)

 

《クロスビーとライズの4WDのカタログ燃費(単位km/L)》

項目 クロスビー ライズ
JC08モード 20.6 21.2
WLTCモード 17.0 17.4
市街地 14.9 13.3
郊外 17.8 18.8
高速道路 17.6 19.0

 

クロスビーとライズの4WDのカタログ燃費なのですが、おしなべてライズの方が若干いいという結果でした。

 

クロスビーの場合はアイドリングストップを含むマイルドハイブリッド、ライズはアイドリングストップですから、クロスビーにとっては残念な結果です。

 

エンジンも車自体も開発時期が新しいことが効いているのでしょうか。

 

実燃費(クロスビーとライズの4WD)

 

《クロスビーとライズの4WDの実燃費(単位km/L)》

項目 クロスビー ライズ
実燃費 14.0~15.0 13.5~14.5

 

クロスビーとライズの4WDの実燃費はあまり変わりませんが、若干クロスビーの方がいいようです。

 

「WLTCモード燃費」はライズの方が良かったのですが、「市街地モード」だけはクロスビーが良く、これが効いているのかもしれません。

 

仮に年間1万キロ走るとして、6月14日時点のガソリン価格154.5円で計算すると以下のようになります。

 

《クロスビーとライズの4WDの年間燃費(ガソリン代)推計(1万キロ走行)》

項目 クロスビー ライズ
実燃費 106,552円 110,357円

 

クロスビーに比べてライズの方が4千円弱燃費(ガソリン代)がかかるという結果になりました。気にするほど大きな差ではありませんね。

 

 

クロスビー(4WD)Vsライズ(4WD):機能の違い

 

機能の違い

 

項目 クロスビー ライズ
4WD機能 ビスカスカップリング ダイナミックトルクコントロール
メリット FFから4WDに自動移行 FFから4WDに自動移行

(切り替わりが速い)

 

結論から先に言うと、クロスビーとライズの4WDはいずれも本格的な4WDではなく、FF走行中にスリップを検出すると自動的にFFに切り替わる仕組みも同じです。

 

ライズの方がFFから4WDへの切り替わりが早いようです。

 

クロスビーの4WDシステムは、「ビスカスカップリング式を採用」しており、構造はシンプルでコスト面でのメリットが大きいです。

 

通常はFF走行ですが、前輪が空転して前後輪に回転差が生じると、流体クラッチの一種ビスカスカップリングにより後輪にもトルクが伝達され、4WDに移行します。

 

ライズの4WDはダイナミックトルクコントロール4WDと呼ばれています。

 

これもビスカスカップリング式に似ているのですが、トヨタに言わせれば「電制式カップリング」を使っているので、4WDへの切り替わりが速いそうです。

 

こうした4WDの方式は、説路走破性、悪路走破性の面で本格的な4WDに遠く及びませんが、低コストでシンプルかつ、燃費への悪影響がないという大きなメリットがあります。

 

 

クロスビー(4WD)Vsライズ(4WD):価格の違い

 

価格の違い

 

クロスビー

グレード 2WD 4WD 価格差
HYBRID MZ 2,062,500円 2,207,700円 145,200円
HYBRID MV 1,948,100円 2,093,300円
HYBRID MX 1,805,100円 1,950,300円

 

ライズ

グレード 2WD 4WD 価格差
Z 2,060,000円 2,282,200円 222,200円
G 1,895,000円 2,133,700円 238,700円
X S 1,745,000円 1,984,800円 239,800円
X 1,679,000円 1,918,800円 239,800円

 

価格的にはライズがやや高いかなと思いますが、ほとんど差はありません

 

 

2WDの場合、クロスビーに比べてライズは明らかに安めのプライシングです。

 

しかし、ライズの場合、4WDによる価格アップ分が10万円近く高いので、4WDでは同じような価格になるのです。

 

表をみると、クロスビーの4WDによる価格差は同額なのに、ライズはグレードで差があります。

 

ライズの場合、「4WDは運転席・助手席シートヒーター」と「寒冷地仕様」はセットで40700円が標準装備ですが、2WDはオプションなので、この分が加算されます。

 

ただ、Zだけは運転席・助手席シートヒーターがもともと標準装備なので、寒冷地仕様のオプション費用だけが加算されるのでこういう現象が発生するのです。

 

 

まとめ:クロスビーとライズの4WD比較

 

クロスビーはスペース効率はいいのですが、全長が短いこともあり、ライズに比べて荷室は狭くなりますね。

 

4WDではお互いトランク下収納が狭くなるのですが、仕組みがあまり変わらないこともあって、同じように狭くなるという結果でした。

 

維持費については、クロスビーの方が、年間1万1千円から1万5千円安くなるという結果でした。

 

月になおせば千円くらいの違いですが、室内や荷室の広さや好み、クロスビーの少しトルクの厚いエンジンやライズの少し先進的な4WDも含めて、選択は難しいところですね。

 

この記事を簡単にまとめてみました。

 

  • 室内は似通っている
  • ライズ荷室が広い
  • 維持費は似たり寄ったり
  • クロスビー燃費が良い
  • 4WD機能に差がある
  • 価格差は僅かである

 

クロスビー 値引き最大化の秘策

 

クロスビーを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

 

クロスビーも安全装備の充実等により車両本体価格が約200万円と高額になっています。

 

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

 

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

 

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

 

しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きはクロスビーを販売するスズキ社だけでなく各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略です。

 

だからといって、諦める必要はりません。

 

方法はあるのです。

 

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

 

詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。

 

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一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!

 

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