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クロスビーも発売されてから2年近くが経ったこともあり街で見かける機会も多くなってきました。

 

 

クロスビーだけに限らず、SUV車が人気があるのはテレビのCMや見かける多さで実感できます。

 

そして同じくスズキから発売されている人気トールワゴンのソリオ。

 

前身のワゴンRワイドからすれば20年以上と長く発売されているスズキの人気シリーズになってます。

 

クロスビーはソリオやイグニスなどと同じプラットフォームを採用していますが、ターゲット層は大きく異なります。具体的には、クロスビーはSUVとして、ソリオはトールワゴンとして発売コンセプトは異なって発売されています。

 

 

ここではクロスビーとソリオを多方面から比較して共通点や相違点を調べ、購入を考えた際にどこがポイントとなってくるのか、良い選び方は何なのかを検証していきたいと思います。

 

 

 

 

目次

開く

クロスビーとソリオを徹底比較!共通点と相違点

 

まずはクロスビーとソリオのサイズなどから比較していきます。

 

クロスビーの動力分類はハイブリッドとなり、比較する条件を近づけるためにソリオはグレードをHYBRID MX 4WDとします。

 

下記の項目について調べていきます。

  1. エクステリア
  2. インテリア
  3. サイズ・エンジンスペック
  4. 車内空間
  5. インパネ
  6. 安全性能・走行性能
  7. 快適装備

 

1.エクステリア

 

まずは始めにエクステリアから見てみます。

 

クロスビー

(MZ 4WD)

ソリオ

(HYBRID MX 4WD)

 

ボディーの形自体は全く違うのは当然ですが、主に違うのは後部のドアになります。

 

クロスビーは通常の開閉式のドアですが、ソリオはスライドドアになっています。

 

そして目につくのはボディーの色使いに差があります。

 

クロスビーにはルーフ部に違うカラーの選択が可能で、それを含めたカラーバリエーションは11種類あります。

 

ソリオの方はボディーカラーバリエーションは9種類になります。

 

2.インテリア

 

次はインテリアを見比べていこうと思います。

 

クロスビー

(MZ 4WD)

ソリオ

(HYBRID MX 4WD)

 

 

クロスビー/ソリオ共に標準装備の場合は車内全体が黒系を主に採用していて落ち着いた雰囲気が出ています。

 

クロスビーでは前席が通常のシートになっていますが、ソリオの前席はセンターウォークスルーになっているのがわかります。

 

 

3.サイズ・エンジンスペック

 

下の表はクロスビーとソリオのスペックをまとめた表になります。

 

項目 クロスビー

(MZ 4WD)

ソリオ

(HYBRID MX 4WD)

全長 3,760 3,710
全幅 1,670 1,625
全高 1,705 1,745
タイヤサイズ 175/60R16 165/65R15
最小回転半径(m) 4.7 4.8
車両重量(kg) 1,000 990
排気量(cc) 996 1,242
最高出力 (kW/rpm) 73/5500 67/6000
最高トルク (N・m/rpm) 150/1700 118/4400
過給機 ターボチャージャー なし
モーター最高出力 (kW)
モーター最高トルク (N・m) 50 50
実燃費(km/L) 14.88 16.72

 

 

上の表で見比べると排気量・最高出力・最高トルク・過給機・実燃費には違いがありますが、その他のサイズ関係に関しては両車両とも似たような数字になっています。

 

最高出力・最高トルクに関してはクロスビーがよく、走行面でならばクロスビーの方が楽しめるはずです。

 

実燃費はソリオの方が良く、クロスビーは4WDにターボチャージャーを搭載しているのでそれなりの燃費になっています。

 

 

4.車内空間

 

次に車内空間のサイズを見比べてみます。

 

項目 クロスビー

(MZ 4WD)

ソリオ

(HYBRID MX 4WD)

車内長(mm) 2,175 2,515
車内幅(mm) 1,355 1,420
車内高(mm) 1,280 1,360

 

 

車内空間では全ての項目でソリオの方がよく、車に乗車した際に窮屈な感じも数字から見てさほど感じないと思います。

 

クロスビーの方も窮屈感を感じさせないようなサイズには設計されているのでしょうけれども、ソリオと乗車比較すればどうしても窮屈に感じてしまうかもしれません。

 

 

5.インパネ

 

では次に、インパネ周りを比較してみます。

 

クロスビー

(MZ 4WD)

ソリオ

(HYBRID MX 4WD)

 

わかりやすい違いはメーターの位置です。

 

見やすい・見にくいの個人差はあると思います。

 

次はインパネ周りのオプションなどはどうでしょう。

 

インパネ周りの一例を挙げてみます。

 

クロスビー

(MZ 4WD)

ソリオ

(HYBRID MX 4WD)

 

こちらはクロスビーの方が選べるオプションアイテム数が豊富で、選び方によっては個性が出ますね。

 

 

6.安全性能・走行性能

 

次は安全性能・走行性能を比較します。

 

下の表は安全性能・走行性能の一部を抜粋し比較したものです。

 

項目 クロスビー

(MZ 4WD)

ソリオ

(HYBRID MX 4WD)

デュアルカメラブレーキサポート

(デュアルセンサーブレーキサポート)

誤発進抑制機能
車線逸脱警報機能
ふらつき警報機能
アダプティブクルーズコントロール ×
車両接近通報装置 ×
ヒルホールドコントロール ×
走行モード[スポーツ/スノー](4WD車) ×
グリップコントロール(4WD車)
ヒルディセントコントロール(4WD車) ×

 

 

ここの項目ではクロスビー/ソリオで装備されている機能が少しバラつきがありました。

 

比較してみるとソリオに関しては快適に走行するための機能はクロスビーよりも装備され、一方で4WD使用時の装備はクロスビーの方が優れているように思います。

 

7.快適装備

 

クロスビー/ソリオに装備されている快適な機能をいくつか挙げていきます。

 

項目 クロスビー

(MZ 4WD)

ソリオ

(HYBRID MX 4WD)

エアコン 通常
  • 「ナノイー」搭載フルオートエアコン
  • リヤヒーターダクト
ドア 3段階式オープン ワンアクションパワーライドドア
シート 前席シートヒータ 前席シートヒーター
室内灯 ライト自動消灯システム

 

 

いくつか例を挙げてみましたが、車内で快適の過ごす性能はクロスビーよりもソリオの方が装備されている機能が多い傾向があります。

 

家族で出かける事などがあるという方などはクロスビーよりもソリオの装備が惹かれる点になってくるのではと思います。

 

 

クロスビーとソリオの口コミは?

 

ここまでではスペックや装備されている性能・オプションなどを紹介してきましたが、ここでは色々なサイトに寄せられているレビュー・コメントなどを抜粋していきます。

 

購入してから「ここまでは考えていなかった。」「思っていたよりも○○が気になる」など後悔しないためにも参考にしてみてください。

 

 悪いコメント(一部抜粋)

クロスビー

(MZ 4WD)

ソリオ

(HYBRID MX 4WD)

突き上げ感が強い 静粛性が悪い(雨音など)
燃料タンクが小さい 坂道などでは力不足を感じる
フロントガラスからの視界の狭さ タイヤの適合サイズが少ない

 

 

 

良いコメント(一部抜粋)

クロスビー

(MZ 4WD)

ソリオ

(HYBRID MX 4WD)

荷物がよく載せれる 車内が広い
走りがパワフル フロントガラスの視界の良さ
かわいい・かっこいい 使い勝手が良い

 

 

クロスビーの良いコメントを見ると「かわいい・かっこいい」などが非常に多く、あえて一部にエクステリアの感想を書きました。

 

外観重視で購入した方たちも多くいるのを感じます。

 

ソリオの方でも「使い勝手が良い」が多くコメントされていて、車の大きさ・燃費・取り回しの良さを感じられますね。

 

また悪いコメントの突き上げ感や静粛性などは試乗だけではなかなか気付かないこともあると思います。

 

購入を考え選ぶ時や試乗するとき等、少し気にかけておくだけで感じ方も変わってくると思います。

 

 

どっちが良いはこの選べ方で!

 

ここまでの説明でクロスビーの特徴、ソリオの特徴は感じてもらえたと思います。

 

それを踏まえ購入を考えるのなら、燃費を重視するならソリオ、快適性を重視するのならソリオがお薦めです。

 

一方で、アウトドアなどを楽しみたいのならクロスビー、カスタムを施し車をより個性的なものにしたいのならクロスビー、車の走行性能を楽しみたいのならクロスビーがお薦めだと思います。

 

 

 

まとめ

 

クロスビーとソリオの共通点や相違点を調べてみました。

 

同じプラットホームを使用している車でも、違う点がたくさんあるのがわかりますね。

 

自分の「車に求めるもの」を追及して、対象車の内容を調べつくし選びぬく事が後悔しない車の購入方法です。

 

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確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

 

しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きはクロスビーを販売するスズキ社だけでなく各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略です。

 

だからといって、諦める必要はりません。

 

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