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「クロスビーの乗り心地が悪い」という噂がありますが、果たして、本当に悪いのでしょうか?
一口に乗り心地が悪いといっても、前席と後部座席、市街地走行と高速道路走行、タイヤのリフトアップ時などでも乗り心地はそれぞれ違うはずですが、どのように違うのでしょうか。
また、駆動方式(2WD・4WD)の違いでも、重量が変わるため乗り心地に影響を与えるはずです。
この記事では、様々なシチュエーションの乗り心地の口コミ・レビューを整理してみます。
そのうえで、クロスビーの乗り心地を改善するための方法についてもお伝えします。
目次
クロスビーの乗り心地が悪いという噂は本当?
今回は、口コミサイトやインターネットに記載されているレビューをもとに、乗り心地に関する主な感想をまとめてみました。
1.後部座席の乗り心地
停止時の居住空間には特に肯定的な声が見受けられました。
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頭上空間の広さ・視界の広さなどで圧迫感が解消されているようです。
後部座席にもスライド機能があるのもとてもうれしいですね。
対して、走行時の揺れや振動については否定的な声がありました。
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特に、揺れや振動が伝わりやすいという声が目立った印象です。
クロスビーはサスペンションが長めの設定です。そのため、ゆらゆらと揺れたり、跳ねたりということが起こりやすいようです。
加えて車高の高さも横に揺れる原因の一つとなります。後部座席の位置もポイントです。
設計図を見てみると、後部座席の位置が後輪の上に来てしまっています。
これが、凸凹道などの振動・衝撃が後部座席に伝わりやすい原因かと考えられます。
さらに、前席のシートと後部座席のシートのつくりや機能も違います。
前席のシートは柔らかく、フカフカとの声が聞かれました。
特に運転席は、スライド機能のほか、シートリフターやチルトステアリング機能を搭載しています。
運転者にとって最適なドライビングポジションを設定することができるようです。
対して後部座席は座面が平べったく、硬めなようです。
「後ろに3人乗れるはずなのにヘッドレストが2つしかない」などのシートについての不満の声も見受けられました。
シートの座り心地については、改善を期待したいところですね。
次は、高速走行の乗り心地についても見てみましょう。
2.高速走行での乗り心地
高速走行時の乗り心地は、以下のような声がありました。
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高速走行時の加速というのも、乗り心地の重要なポイントのひとつですよね。
クロスビーの力強いトルクから生まれる加速のよさから、追い越しや合流も含めて疲れにくいという声もありました。
そして、座り心地や乗り心地は「ふんわりと柔らかい」といった声がほとんどでした。
高速で走行しているときは段差を通ると浮いたような感覚があったり、ロール後もふわっとした感覚を受けることもあるようです。
「市街地では凸凹の衝撃が気になるけれど、高速走行はそこまで気にならない」といった声が多かった印象でした。
そして、やはり車高の高さからくる風の抵抗は気になる方も多いようです。
最後に、リフトアップ時の乗り心地について整理していきます。
3.リフトアップ時の乗り心地
リフトアップ時の乗り心地の声は、以下のようなものがありました。
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リフトアップするとしっかりした足回りになるようです。
リフトアップ前に比べて固さがあるものの、それでも突き上げなどがマイルドになり、乗りやすくなった、という声がほとんどでした。
加えて、リフトアップ前のクロスビーは前面が少し下がっている、いわゆる前傾姿勢です。
それを解消するために、リフトアップを利用しており、乗り心地が良くなったという声も見られました。
4.噂の真相
乗り心地についての口コミの大きなポイントは、「柔らかさ」かと思います。
足回りの柔らかさから、そのふわふわした感覚に揺られて酔ってしまう、という声も聞かれました。
フロントシートも、「フカフカして衝撃が吸収される」という肯定的な声もあれば、「柔らかすぎる」という声も聞かれました。
衝撃を吸収するための柔らかさが、逆にゆらゆらとした感覚などをうんでしまいます。
そのため、固めのシートや足回りを好む方にとっては、乗り心地が悪い、と感じてしまうのではないでしょうか。
ここからは、駆動方式によって乗り心地に違いはあるのか、見ていきたいと思います。
2WDと4WDで乗り心地に違いはあるのか
結論からいうと、2WDと4WDの乗り心地に違いはあります。
それは、主に以下のような装備・機能の違いがあるからです。
- 1.リアサスペンションの違い
フロントのサスペンションは両車とも同じです。しかし、リアは2WDがトーションビーム、4WDが3リンクを採用しています。4WDのハンドリングは穏やかでありながら、コントロールの幅が広がっています。
併せて、サスペンションのストローク量を大きくしています。そのため、ロールをしたとしても粘りを見せた走りとなり、「コーナリングも2WDよりも安定している」という声が聞かれました。
- 2.車体重量バランス
冒頭でも述べたように、4WDは、2WDに比べると車体が重くなります。
その原因となる4WD機構は、ボディー下部の、エンジンルーム後方~後輪にかけての位置についています。このことで、2WDと4WDとでは車体のバランスも変わってきます。
口コミでは、「2WDでは前傾姿勢気味だった重心が運転者にとってやや後ろの位置にくるので、正しい姿勢に戻った気がする」という声も見受けられました。
- 3.多様な走行モード
4WDのみの機能として、4つの走行モードを搭載しています。
エンジン回転数やトルク、ブレーキなど制御することで、滑りやすい路面や急な下り坂など、様々な路面状況に合わせて走行することができます。そのため、運転時のストレスも軽減されます。
駆動方式だけではなく、走行性能や装備も含めて、4WDは運転者に対してより細かな心づかいがあるように感じました。
ここまで、様々なシチュエーションでの乗り心地について調べてみました。
次は、クロスビーの乗り心地を改善する方法について考えてみたいと思います。
クロスビーの乗り心地を改善するには
1.乗り心地が悪いと感じる原因は?
ここで、乗り心地が悪いと感じる方の声の主な原因をおさらいしてみたいと思います。
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車に乗っているときの衝撃を抑えること、そして、シートを自分好みの座り心地にしたいですよね。
では、改善方法はどのようなものがあるでしょうか。
2.乗り心地を改善する方法は?
- シートクッションを敷く
これが誰でもできる乗り心地の改善方法の一つかと思います。
カーショップには、前席・後部座席それぞれ様々な固さのシートクッションが販売されていますし、実際、私も、座面や背中に当てるクッションを使ってみました。すると、姿勢が安定し、長時間座っていても疲れることなく運転ができるようになりました。
後部座席に座っている方も含め、衝撃改善や腰痛防止など、様々な利点があります。
自分好みの固さ、デザインを選ぶのも楽しみの一つです。
- タイヤを適正な空気圧にする
空気漏れのみならず、空気の入りすぎでも乗り心地が悪くなる原因にもなりえます。
市街地走行・高速走行でも適切な空気圧は違います。
タイヤの使用が長くなれば空気が減ってきてしまいます。
こまめな空気圧のチェックが必要です。
- サスペンション回りの定期的なメンテナンス
サスペンションなどの関節で使われるゴムが消耗していたり、ダンパーオイルなどがなくなると、乗り心地に影響が出ます。
長期間使用していれば経年劣化が起きている場合もあるので、乗り心地を維持するためにも定期的なメンテナンスが必要です。
- スプリングレートを合わせる
運転中に路面からくる衝撃を和らげてくれるのが、サスペンションのコイルスプリングです。スプリングの仕様が変わることで、操縦するときの安定感や乗り心地もずいぶん変わってきます。スプリングレートを車に合わせて設定することが大事です。
- リフトアップ
すでに口コミなどで調べた内容の通り、リフトアップをしたことによって左右のふらつきや前傾状態の改善された、など良い声が上がっていました。
新たなパーツや作業が必要となりますが、しっかりした足回りを求める方にはおすすめできるかと思います。
まとめ
この記事では、クロスビーの様々なシチュエーションの乗り心地の良し悪しについて、口コミ・レビューを整理しお伝えしました。
足回りの柔らかさが特徴のクロスビーは、特に後部座席の振動や揺れが気になってしまうという声が多く上がっていました。
高速走行は安定はするものの、横揺れなどが気になるという声も見受けられました。
2WDと4WDでは機能の違いから、乗り心地にも差があることがわかりました。
そのうえで、乗り心地を改善させる方法として、シートクッションの活用や定期的なメンテナンスなどのほか、口コミでも肯定的な声が多かったリフトアップなどを提案いたしました。
ご参考いただければ幸いです。
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