クロスビーの足回りは全体的に緩いと言われていますし、路面の突き上げも拾いやすいといいます。
となると、クロスビーの足回りを強化したいところですが、よく聞くタワーバーの効果はどうなのでしょうか。
突き上げに対するボディ剛性に影響はあるのでしょうか。
ここでは、クロスビーの足回り強化の観点から、こうしたタワーバーに対する疑問に迫ってみましょう。
クロスビーの足回り強化にタワーバーの効果は?
ここでは、クロスビーの足回りがどういう特性を持っているかを確認したうえで、タワーバーはどういうもので、クロスビーの足回りが強化できるのかをチェックしていきます。
- クロスビーの足回りはどうなの?
- タワーバーってどういうもの?
- タワーバーでクロスビーの足回りが強化できるの?
クロスビーの足回りはどうなの?
クロスビーの足回りについては「クロスビーの乗り心地が悪いから疲れるのはシートが原因?改善方法についても」をご覧ください。
シートも原因なのですが、クロスビーの足回りは柔らかめで、路面の凹凸を拾いやすく、飛び跳ねることも多いのです。
これは、サスペンションが長めの設定で車高も高いのでやむを得ないのですが、何とか改善したいという声も少なくありません。
タワーバーってどういうもの?
タワーバーというのはサスペンションが車体取り付けてある左右の部分をバー状のもので連結する装置です。
引用元:https://minkara.carview.co.jp/userid/1473722/car/1873355/7420782/parts.aspx
車はコーナリングなどのときに外力によってボディがゆがみねじれますが、ボディ剛性が低いと姿勢が不安定になり、コーナリング性能が低下します。
これが、タワーバーの装着によりフロント部分の剛性が上がり、ボディのねじれが少なくなります。
これに加えて、リアにアンチロールバーなどを装着すると、コーナリング性能は圧倒的に上がります。
加えて、ステアリングレスポンスも良くなり、オフロードでの走破性も上がるのです。
タワーバーでクロスビーの足回りが強化できるの?
クロスビーの足回りはいささか柔らかいので、タワーバーでの強化は期待できます。
ただ、タワーバーというものは、単独で効果を発揮するものではなく、ショックアブソーバーやサスペンションとあわせてチューニングすべきものです。
タワーバーの装着だけでも効果は間違いなく実感できますが、トータルでの足回り強化を考えた方がいいでしょう。
突き上げに対するボディ剛性に影響?デメリットは?
ここでは、クロスビーの欠点と言われる路面からの突き上げにタワーバーは効果があるのか、またタワーバーのデメリットはないのかをチェックしておきます。
- タワーバーのボディ剛性強化でクロスビーの突き上げは改善できるの?
- タワーバーのデメリットは?
タワーバーのボディ剛性強化でクロスビーの突き上げは改善できるの?
クロスビーにタワーバーを装着するとボディ剛性は確実に上がります。
ただ、車の場合、剛性の低いボディで、路面からの影響をかなり吸収しているのです。
タワーバー装着により、路面の情報がダイレクトに、運転者に伝わるようになるかわりに、路面からの突き上げも強く感じられるようになります。
ボディ剛性の強化による走行性能の向上と乗り心地は両立できないのです。
タワーバーのデメリットは?
突き上げの問題を含めてタワーバーの欠点はいくつかあげられます。
乗り心地の悪化
突き上げも含めて、路面の凹凸を拾いやすくなり、乗り心地は明らかに低下します。
ロールの増加とアンダーステア
ロールバーでボディ剛性が高くなるので、サスペンションで支えるしかなく、同じサスペンションならコーナリング時の沈み込みが大きくなり、ロールも増えます。
また、一般的に剛性の高い車はステアリングの切れ味はいいのですが、最終的にはアンダーステアリングになってしまいます。
事故した時のダメージの増加
タワーバーで左右の足回り部分を連結しているということは、事故した場合は両側にダメージがいくということです。
また、ボディはクラッシュすることで衝突時の衝撃を吸収するのですが、そちらに影響する可能性もあります。
まとめ
クロスビーにタワーバーを装着するとボディ剛性は上がりますが、足回り全体のトータルチューンが必要で結構な費用がかかります。
また、ハスラーに比べてサスペンションがエンジンルーム後方にあるので、タワーバーの装着も難易度が高いかもしれません。
タワーバーで有名なタナベでも適合パーツが無いのはこのあたりが理由なのでしょうか。
もちろん、タワーバーが装着できないわけではないと思いますが、デメリットも多いので、整備スタッフの方とよく相談してみましょう。
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