クロスビーは2017年12月25日に発売されました。
そして、およそ3年が経過した2020年10月15日にマイナーチェンジが実施されました。
マイナーチェンジの詳細はこちらで下記の記事で確認していただきたいのですが、気になるのはその評価です。
>> クロスビーマイナーチェンジの変更点を新型(2020)と旧型(2017)で比較
ここではクロスビーのマイナーチェンジの評価はどうなのか、主な変更点ごとにチェックしていきましょう。
目次
クロスビー MCの評価(新規グレードの追加)
クロスビーのマイナーチェンジでは普通は変更があるエクステリアやインテリアの変更がありませんでした。
その中で大きな変化の一つが新規グレードの追加です。
これまでの「HYBRID MX」、「HYBRID MZ」の2グレード体制に「HYBRID MV」が加わったのです。
「HYBRID MV」は「HYBRID MX」に比べ、安全装備等大幅に装備が充実したのですが、「HYBRID MX」はオプション等も大幅に廃止され、受注生産となりました。
3グレードというものの実質的には2グレードで、価格が上がった印象になりました。
このあたり、価格は上がったもののこれまでオプションだった安全装備が充実したということで評価する意見も多いようです。
オプション設定するよりも割安に装備できますからね。
ただ、カタログを見るときは一番安いグレードから見ますから、高い車だなあという印象が強まったとか、安く手に入らなくなったというネガティブな見方もあるのです。
クロスビー マイナーチェンジの評価(カラーバリエーションの変更)
今回のマイナーチェンジの、おそらく一番大きな特徴はカラーバリエーションの大幅な刷新です。
変更の全体像は「クロスビーマイナーチェンジの変更点を新型(2020)と旧型(2017)で比較」の中で詳細に記載しています。
オレンジという鮮やかな色が廃止になり、イエローのルーフがブラックからホワイトに変更されるなど、特に鮮烈なカラーについてのテコ入れが目立ちました。
いや、テコ入れというよりは、むしろより人気の高い緑系やシルバー系の渋い色へのシフトです。
当初予定していたのかどうかはわかりませんが、クロスビーの購買層は50代が最も多く、そのせいかシックな色彩が好まれる結果になったのです。
当初のカラー設定をこの段階で大きくいじるということはおそらく見込み違いがあったものと思われます。
カラーラインナップは地味になりましたが、ユーザーの嗜好を反映したものですし、廃止された色は基本的には不人気と言われるカラーです。
だから、カラーバリエーションの大幅な刷新についてネガティブな評価はあまりないようですが、全体のカラーバリエーション数は減ったのは残念なことですね。
クロスビーの「色(カラー)」については下記の記事で詳細にまとめていますので御覧ください。
>> クロスビーの色選びで後悔・失敗したくない!不人気カラーや売れ筋は?
クロスビーマイナーチェンジの評価(ACC等安全装備の充実)
クロスビーのマイナーチェンジで安全装備では、「車線維持支援機能」を追加し、クルーズコントロールが「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」に進化しました。
このうち、「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」については、詳細は「クロスビーのACCがマイナーチェンジで採用!クルーズコントロールとの違いと使い方」で説明しています。
それを見ていただければわかると思いますが、ACCはMC前のクルーズコントロールとは全く次元の違う代物です。
完成度も高く、しっかり使えるし、安心して運転支援を任せられると非常に高い評価を受けています。
一方、「車線維持支援機能」については、車線の中央を常に走行できるようにステアリングコントロールをサポートしてくれるという便利なものです。
ただ、これに対する評価が分かれ、完成度が低くて「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」ほど使えないという厳しい意見もあるようです。
クロスビーマイナーチェンジの評価(ブラックインテリアパッケージ)
クロスビーのマイナーチェンジでは「HYBRID MZ」のみ、プラス38,500円でオプションの「ブラックインテリアパッケージ」が選べるようになりました。
このブラックインテリアパッケージの大きなメリットは、クロスビーの特徴でもあるアイボリーのパネルがダークグレーパールに変わることです。
アイボリーのパネルにネガティブな評価をしていた層があることを考えれば、このオプションの投入はありがたい限りです。
このパネルはオプションで黒に変更できるのですが、ドアトリムを含めると81,180円です。
「ブラックインテリアパッケージ」ならカラーは違うとはいえ、38,500円でラックススェード&レザー調シートとレザー調ドアトリムクロスもついてくるのです。
これは高く評価すべきですし、口コミ等の評価も高いようです。
まとめ
クロスビーのマイナーチェンジでカラーの変更はユーザーの嗜好に応えたものですし、安全装備は充実しているので肯定的に評価できると思います。
グレードについては、決して値上げではないのですが、安いモデルが実質的になくなったので高い車という印象が出てくるのが怖いかもしれません。
MC後も発売からしばらくの勢いが回復しないのもこのあたりに理由があるのでしょうか。
ブラックインテリアパッケージはユーザーからの要望に応えたオプション設定のようで、市場の評価も高いようです。
こうした特別仕様車が、これからモデル末期に向けて追加されるのも楽しみですね。
クロスビー 値引き最大化の秘策
クロスビーを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
クロスビーも安全装備の充実等により車両本体価格が約200万円と高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きはクロスビーを販売するスズキ社だけでなく各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略です。
だからといって、諦める必要はりません。
方法はあるのです。
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詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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