クロスビーのマイナーチェンジが8月に予定されています。

 

ここでは、クロスビーの新型(2022年モデル)と旧型(2020、2021年モデル)の違いをお伝えするとともに、マイナーチェンジで変更になった部分を整理していきます。

 

クロスビーの最初のマイナーチェンジが実施されたのは2020年10月15日でしたので、今回はクロスビー誕生から約5年で2回目のマイナーチェンジということになります。

 

現行クロスビーは2017年に発売され、1000ccクラスで且つSUVを好む購入者にとってはピッタリな車として人気を得ていました。

 

クロスビー発売当初は直接のライバル車はなかったのですが、その後ダイハツからは「ロッキー」、トヨタからは「ライズ」(ロッキーのOEM車)と同ジャンルのライバル車が誕生しました。

 

ここ数年間の短い間にクロスビーのライバルともいえるSUVが続々と発売されたことになります。

 

クロスビーのマイナーチェンジは、ライバル車種が増えていく中で行われてきたので、スズキファンの方やSUVファンの方などは気になってくるところだと思います。

 

そこで2022年8月にマイナーチェンジされる新型クロスビーについて、旧型となってしまう2020、2021年モデルとの違いを調べて紹介していきたいと思います。

 

 

目次

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クロスビーマイナーチェンジ!新型と旧型の違いと変更点

 

早速、新型のクロスビーをみていこうと思います。

 

旧型(2020、2021年)モデル 新型(2022年)モデル
エクステリア
インテリア
シート

引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/xbee/detail/

引用元:https://carislife.hatenablog.com/entry/2022/05/25/000000

 

2020年のマイナーチェンジではエクステリアやインテリア、インパネ周りなどの大きな変更点はありませんでしたが、今回は違います。変更がありました。

 

  1. フロントグリルとホイールデザインの変更
  2. 内装の微変更
  3. USB電源ソケットの装備
  4. 高機能UV&IRカットガラスの採用グレード拡大

 

フロントグリルとホイールデザインの変更

 

新型クロスビーへのマイナーチェンジではフロントグリルは現行のドット柄から水平のフィンに大きく変わり、シルバーガーニッシュも使われるようです。

 

アルミホイールも切削光輝とブラックのコンビというお洒落なものに見えますがいかがでしょう。

 

 

 

内装の微変更

 

内装では、インテリアパネルは変わらないようですが、カーキシートのかわりにレディッシュブラウンシートが設定されるようです。

 

USB電源ソケットの装備

 

これまでクロスビーにはUSB電源ソケットがありませんでした。

 

しかし、今回のマイナーチェンジでは「HYBRID MZ」と「HYBRID MV」にインパネに、Type-A/Type-CのUSB電源ソケット(2個)が装備されます。

 

高機能UV&IRカットガラスの採用グレード拡大

 

今回のマイナーチェンジでは「HYBRID MV」に、「プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)」、「IRカット機能付きフロントガラス」が新採用されます。

 

現行モデルの「HYBRID MZ」には採用されていますが、特に女性にとっては採用グレードの拡大はうれしいですね。

 

新型クロスビー 安全装備

 

2020年のマイナーチェンジでは、「車線維持支援機能」が追加され、「クルーズコントロール(CC)」が「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」に拡充されました。

 

追従機能から全車速追従機能に変わったわけです。

 

 

前回(2020年)のマイナーチェンジでクルーズコントロールがACCになった訳ですが、違いについては下記の記事でまとめていますので御覧ください。

 

>> クロスビーのACCがマイナーチェンジで採用!クルーズコントロールとの違いと使い方

 

しかし、残念ながら今回(2022年)のマイナーチェンジでは安全装備の拡充は予定されていないようです。

 

ちなみに、MV、MZのグレードのみ標準装備なっています。

 

 

クロスビーマイナーチェンジ!グレード変更 インテリアオプション

 

2020年のマイナーチェンジではグレードが追加され、新たにインテリアオプションが設定されたのですが、今回はどうでしょう。

 

  1. グレードの追加・変更は?
  2. インテリアオプションは?

 

グレードの追加・変更は?

 

今回のクロスビーのマイナーチェンジ2022ではグレードの追加はありません

 

現行どおり、「HYBRID MZ」、「HYBRID MV」、「HYBRID MX」の3グレード体制です。

 

また、「HYBRID MX」は受注生産ですから、今までどおり、実質的な2グレード体制です。

 

グレードの違いについては下記の記事でまとめていますので参考にしてください。

 

>> クロスビーのMZとMVの違いを一覧表でまとめてみた!

 

>> クロスビーのMZとMXの違いを一覧表でまとめてみた!

 

 

インテリアオプションは?

 

現行クロスビーではインテリアオプションとして「ブラックインテリアパッケージ」が「HYBRID MZ」の設定ですが用意されていました。

 


画像引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/xbee/detail/
画像引用元:https://www.car-and-driver.jp/newcar/2020/10/16/suvmv/

 

38,500円の追加でラックススエード&レザー調のシートやダークグレーパールのインパネなど黒を基調としたデザインが手に入ったわけです。

 

しかし、今回のマイナーチェンジでは「ブラウンインテリアパッケージ」に変更されます。

 

「ブラック基調」から「ブラウン基調」への変更でしょうか。

 

内容はラックススェード&ブラウンレザー調シート表皮、ブラウンメタリックのインパネカラーパネルとドアトリムカラーパネル、ブラックレザー調フロントドアトリムクロス

 

オプション価格はわかりませんが、相変わらずのお得感は維持しているようです。

 

ラックススェード

&ブラウン

レザー調シート表皮

ブラウンメタリック

インパネカラーパネル

ブラウンメタリック

ドアトリムカラーパネル

ブラックレザー調

ドアトリムクロス

引用元:https://carislife.hatenablog.com/entry/2022/05/25/000000

 

 

クロスビーマイナーチェンジ後の価格アップは?

 

マイナーチェンジに伴うクロスビーの価格の変化はこんな感じです。

 

項目 HYBRID MZ HYBRID MV HYBRID MX
2020、2021年モデル 2,062,500円

(2,207,700円)

1,948,100円

(2,093,300円)

1,805,100円

(1,950,300円)

2022年モデル 2,100,000円

(2,230,000)

1,950,000円

(2,100,000円)

1,805,100円

(1,950,300円)

 

「HYBRID MX」は変わりませんが、「HYBRID MV」は1万円ちょっと、「HYBRID MZ」は3万円前後の価格アップになるようです。

 

機能面での変更はほとんどありませんんから、単純な価格アップとみていいでしょう。

 

 

クロスビーマイナーチェンジによるカラーバリエーションの変更は?

 

今回のマイナーチェンジでもクロスビーのカラーバリエーションは変更されています。

 

  1. モノトーンのカラーバリエーションは?
  2. 2トーンのカラーバリエーションは?
  3. 3トーンのカラーバリエーションは?

 

モノトーンのカラーバリエーションは?

 

新型クロスビーのモノトーンではメロウディープレッドパールが新色として投入され、クロスビーらしい色だったタフカーキパールメタリックがなくなりました

 

項目 2020、2021年 2022年
タフカーキパールメタリック
プレミアムシルバーメタリック
スーパーブラックパール
ピュアホワイトパール
メロウディープレッドパール

 

 

2トーンのカラーバリエーションは?

 

新型クロスビーの2トーンでは同じ7色ですが、残ったのは「キャラバンアイボリーパールメタリック ホワイト 2トーンルーフ」だけで6色は入れ替えになりました。

 

項目 2020、2021年 2022年
スピーディーブルーメタリック

ホワイト 2トーンルーフ

バーニングレッドパールメタリック

ブラック 2トーンルーフ

タフカーキパールメタリック

ブラック 2トーンルーフ

ラッシュイエローメタリック

ホワイト 2トーンルーフ

クラッシーブラウンメタリック

ホワイト 2トーンルーフ

キャラバンアイボリーパールメタリック

ホワイト 2トーンルーフ

ピュアホワイトパール

ブラック 2トーンルーフ

メロウディープレッドパール

ミネラルグレー 2トーンルーフ

スピーディーブルーメタリック

ミネラルグレー 2トーンルーフ

バーニングレッドパールメタリック

ミネラルグレー 2トーンルーフ

キャラバンアイボリーパールメタリック

メロウディープレッドパール 2トーンルーフ

ミネラルグレーメタリック

メロウディープレッドパール 2トーンルーフ

タフカーキパールメタリック

ホワイト 2トーンルーフ

 

ただ、これはルーフ色に新たに「ミネラルグレー」と「メロウディープレッドパール」を採用したことも大きかったのかもしれません。

 

新型クロスビー 3トーンのカラーバリエーションは?

 

新型クロスビーの3トーンではキャラバンアイボリーパールメタリック 3トーンコーディネート」が「タフカーキパールメタリック 3トーンコーディネート」に変わりました

 

項目 2020、21年 2022年
スーパーブラックパール

3トーンコーディネート

キャラバンアイボリーパールメタリック

3トーンコーディネート

タフカーキパールメタリック

3トーンコーディネート

 

 

まとめ

 

2022年8月にマイナーチェンジをしたクロスビーについて、マイナーチェンジの前後でどのように変わるのかを紹介しました。

 

ダイハツ ロッキー、トヨタ ライズの発売で同排気量クラスのクロスビーの販売台数減少を食い止める策としての今回のマイナーチェンジと捉えても間違っていないと思います。

 

しかし自動車メーカー各社、新型コロナウィルスの影響で販売台数が伸び悩んだとはいえ、好調のトヨタ ライズの2021年の販売台数は81,880台です。

 

対するクロスビーは12,401台で2020年の8倍よりは差を縮めたとはいえ7倍近い差があります、

 

さすがにこれをひっくり返すとまではいかないにしろ、今回のマイナーチェンジで何処まで縮めることかできるか、少なくとも善戦できるのかは気になるところではあります。

 

どちらにせよ今回のマイナーチェンジは、クロスビーの購入を考えている方にとっては嬉しい内容になっているのは間違いないと思います。

 

ただ、気になるところといえば価格ですね。

 

クロスビーに限らず年々車両本体価格は上昇の一途をだどっていて、これは安全装備の充実が一番の理由だと思いますが、それにしても高いですね。

 

クロスビーの購入を考える場合も、出来るだけ出金を減らす方法を検討すると良いと思う今日このごろです。